見出し画像

夫婦になるとは

実は結婚していた

もうすぐ入籍して1年になります。

営業事務として勤めている保険会社では社内呼称は旧姓、並行して活動している声優・ナレーター業では旧姓を芸名として登録。
呼ばれる名前が変わったわけでもないため、改めて報告する必要もないかな…と思い過ごしていたら、私の本名(今の苗字)をどこかで聞いた人たちが

『え?苗字変わってる??
でも、結婚したなんて聞いてないし…もしかして、触れちゃダメなこと……ッッ?!』

と知らないあいだにザワつかせていたようで申し訳なかったです。

えっと…
隠してないし、『奥様は、取り扱い注意』みたいな秘密にするような経歴もお互いにありません。

面倒くさがりの花嫁と婚姻届

当時、私は今の会社でコールセンターのオペレーターをしていて、休日出勤の振替というごくごく普通のいつものお休みにシレッと婚姻届を出してきました。

画像3

婚姻届はこちらを使用。
まちキュンご当地婚姻届というサイトで公開されている日本全国のご当地とゼクシィがコラボしたオリジナルデザインの婚姻届を無料ダウンロードできます。

どうせ提出してしまったら手元に残らないんだし…
と各所で販売しているかわいい婚姻届にはあまり興味がなかった私でしたが、

「区役所にもらいに行くの面倒だな~…ダウンロードとかできないのかな」

という面倒くさがりがプラスに転じて、かわいい!しかも、無料!というこちらの婚姻届に出会いました。

無料ならいいかな、と思ったのと手元に残せる『ふたりの記念用』というのがあるというのが決め手でした。

スクリーンショット 2021-05-08 145219

因みに、手書きで2枚は大変だと思い画像編集ソフトで作成中のふたりの記念用はまだ編集が済んでいません…
結婚1周年目の記念日のことを『紙婚式』というそうなので、それまでに間に…合うのかもわかりませんが、気長に進めます。

あとは薔薇をあしらったデザインに惹かれて。
薔薇が特別好きというわけでありませんが、プロポーズのときに指輪ではなく薔薇を纏ったダイヤモンドをいただいたので、なんとなく思い入れがあって…

画像5

偶然にも私の故郷 茨城県のデザインだそうで、ちょっと運命感じたり…

意外にロマンチストなのかもしれません。

コロナ禍で夫婦になる

入籍日は緊急事態宣言の最中だったこともあり、実は夫と会うのも2か月ぶりでした。

2か月前に会ったのは前項で紹介した薔薇ダイヤモンドを指輪にしてもらうためにジュエリーショップを訪問したとき。
入籍前に2人で受け取りに行く予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、郵送にさせてほしいとお店から連絡がありました…

まだ一緒に住んでいなかったので、
指輪は私ひとりで受け取ってLINEで開封の儀を実況して終了しました。

画像6

画像7

婚姻届は、お互いの記入欄も、それぞれの友人にお願いした保証人欄もすべて郵送でやり取り。
夫側の友人がなかなか返送してくれなくて提出できないかも!と焦ったのもいまでは笑い話です。

届出はさすがに直接2人でしたい!とキラキラの指輪を身に着けて、混雑を予測して朝イチで区役所に出かけました。
しかし、混雑していたのは定額給付金やポイント制度のため慌ててマイナンバーカードを作ろうとしていた人たちのための窓口だけで、私たちの手続きはあまりにもあっさり終わりました。

入籍記念にちょっと豪華な食事…なんてことも当然なく、先述の通りまだ一緒に住んでいなかった私たちは朝イチで区役所にちょっとかわいい紙を出しお互い別々の場所に帰るという、なんとも結婚した実感がわかなすぎる一日となりました。

保証人をお願いした友人からその日の夜にプチギフトが届いたのが、唯一「おぉ、結婚するとお祝いされるんだな」と思った出来事でした。

画像8

実感わかずに1年…

入籍から2か月経ってやっと2人での生活が始まりましたが、コロナ禍の影響で両家顔合わせもせず、年末年始もどちらの実家にも帰らずこの1年が過ぎました。
仕事での呼称は旧姓なので、私が結婚したことも知らないひともいるし、もともと結婚願望がなかった私は友人たちに向けて大々的に結婚報告をすることもなかったので「おめでとう!」と言われる機会もなく時間は過ぎました。

先日、二度目の緊急事態宣言中ではありましたが、入籍から1年経つ前に!と慶事休暇をもらって近場で一泊二日の旅行に行ってきました。

画像9

画像10

画像11

画像12

これがなかなかいいお宿で、あまり出歩かずにゆったりした時間を楽しむことが出来ました。

遅ればせながら結婚指輪も作りました。

猫好きな私のわがままで実現した猫の刻印が入ったオーダーメイド。
因みに犬好きの夫の指輪は内側にさり気なく犬の刻印が入っています。

画像1

画像2

いよいよ夫婦の実感がわいたかというとそうでもなく、ラブラブの新婚生活という感じではありませんが、結婚した実感がないままだんだん家族になっています。

結婚式はしない予定です。
でも、ウェディングフォトは撮りたいな〜…豪華なドレスでプロに写真を撮ってもらったら、もしかしたら実感がわくのかもしれません。

知らんけど。

結婚記念日はまさかの夫・大阪出張(!)
なので、1週間ずらして肉でも食べに行こうと思います。

人生の節目は肉を食べる夫婦でありたい。
婚約の日もお肉を食べていました。

『プロポーズどうだった?!』

と聞かれると思い出すのはただ一言…
直前の店員さんが言った

画像13

こちら、生食用のお肉となっております

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?