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『ビジネスで使ってみたい英語!: give a shout-out( 感謝を伝える)』

人間とは、自分のことは過大評価し、他人のことを過小評価する生き物だから、他人に大げさに感謝するぐらいでちょうどいい。

多分、本か漫画で読んだのだと思いますが、あー、確かにそうだわ!とめっちゃ納得した記憶があります。まあ、納得したからと言って簡単に実践できるものでもないんですけど...(汗。

さて、公の場で他人を褒めたり感謝したりする機会は、日本よりアメリカのほうが多いように思いますね。グラミー賞などの表彰式を見ていると、お約束のように家族を筆頭に感謝の言葉が続きます。公と私の人間関係を分けがちな日本で、家族への感謝を口にするのは難しいですよね。

さて、give a shout-outは、コンサートやTVなどの公共の場、あるいは職場など、人前で感謝を伝えることを意味します。

Shout-out: a public expression of greeting, praise, or acknowledgement directed toward a person or group often as part of a performance, recording, or broadcast

ちなみにアメリカは、公衆の面前で特定の誰かを叱ることは、職場のマナー違反として避けられます。叱るならば、会議室などに呼び出して、こっそり指導すべし、と。

企業文化もあるのでしょうが、私の会社では怒りっぽい上層部マネージャーはいつの間にやら左遷や降格されている気がします。

At his first recital, Gian gave a shout-out to his mom, who had always believed in his talent and supported his music career all the way through to his debut.
彼の初めてのリサイタルで、常に彼の才能を信じ、デビューするまでずっと彼の音楽でのキャリアを支援してきた母親に、ジャイアンは感謝の言葉を述べた。

さて、shout-outはSNS用語でもあります。
インスタグラムなどで、インフルエンサーがそのフォロワーたちに「この人いいからフォローしてあげて」と誰か他の人を宣伝すること意味します。

スマートに誰かに感謝の言葉をかけられるようになりたいですよね。これも癖というか習慣なんだろうな、と思いますが!

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