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『ビジネスで使ってみたい英語!: let bygones be bygones(水に流そう)』

先週の大きなニュースと言えば、民主党の大統領候補ジョー・バイデンが、副大統領候補にカマラ・ハリスを選んだことですね。

昨年の12月までは、ハリス自身も大統領候補の指名争いに参加していました。そのため、ライバルであったバイデンを討論会で強く批判したこともあり、副大統領候補に選ばれないのでは言われたこともありましたが、過去の軋轢は水に流した模様。

Let bygones be bygones: to forgive someone for something done or for a disagreement and to forget about it

bygone (n): 過ぎ去ったこと、過去のこと。

-Biden chose Kamala Harris as his running mate. He appeared to let bygones be bygones by elevating a candidate with a strong household name to join him on the ticket.
バイデンはカマラ・ハリスを副大統領候補に選んだ。彼はよくよく名の知れた候補者を引き上げて彼と一緒に候補者名簿に名を載せ、過去の軋轢は水に流したようだ。

household name: どの家庭にも知られている名前、有名人
ticket: 候補者名簿

さて、アメリカでは、応援する候補者の看板を庭に出す慣習がありますが、昔よりも看板の数が減ってきた気がします。今回のように、世論が真っ二つに別れる選挙戦では、支持者の名前を公に出しにくいからでしょうかね。

私の住む週は、激戦の州、接戦の州です。battleground state/swing state/purple stateと呼ばれます。共和党が強い州は(党のテーマカラーである)red state民主党が強い州はblue stateで、どちらにも転ぶ可能性がある州はpurpleです。

接戦州ですと、隣人が対立候補を応援している可能性も高い。そこに看板を掲げると、望まぬ喧嘩を呼ぶかも・・・ならば、看板はやめとくか、となっちゃいますね。まあ、トランプ大統領を支持する人は農家や伝統的な製造業従事者の多い田舎に多く、都市部ではバイデン派が増る傾向はありますが。

政治と宗教の話題は、思わぬところで地雷を踏む可能性があるため、親しい友人ではない限り避けたほうが無難と言われます。

ちなみに私の友人は、反トランプばっかりです。人種差別発言をし、アメリカファーストの政策を取るため、外国人の大半は反トランプじゃないかしら・・・。彼が大統領でいることは、気に食わないを通り越して、苦痛だと友人はみんな身悶えしてますね。

さて11月の大統領選はどうなることやら!?

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