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ギブ&テイク。フラットな関係。
与えたら、与える。
与えられたら、与え返す。
倍返しだ、恩返しだ。

しかしSNS上では
『まずギブが大事』とよく言われる。

確かに、
テイクテイク! もっともっと!の
クレクレ星人では、共感されない。
まずは自分から、ギブ&ギブ。
これは誰しもが頷くところ。

ところが、ここからの行動に
1つ落とし穴がある。

『よっしゃ、まずはギブやな。
わいの世界に一つだけの投稿、
誰もが頷くような貴重な情報、
連発したろやないか!
…どやぁ、この名文!
我ながら惚れるわぁ…!
わいは猿や! インフルエンサー猿や!
刮目せよ。
こうべを垂れてつくばえ!』

…というような、
まるで自分が『鬼滅の刃』の
鬼舞辻無惨か、
『プロゴルファー猿』の
主人公猿谷猿丸かのように、
自信満々に
ギブ=上から与える=投稿を頑張る
と勘違いしてしまいがちなのだ。

SNSにおけるギブと、
不特定多数への投稿は、
必ずしもイコールではない。
特に『つながり』をつける
場合においては。

なぜなら、投稿者側としては
個人で発信しているが
読者側としては
『みんな』が受け取るからだ。
誰でもいいの?と思われがちだ。
告白やプロポーズを、
不特定多数とともにしても
交際や結婚には、いたるまい。

となれば、何がギブなのか?
もう読者の皆様にはおわかりだろう。
それは、
『個人宛』のコメントやリプ、
あるいはメッセージである。
ツイッターで言えば
好意的なリツイートも入るだろう。
あくまでその人個人への、
ギブでないと、響かない。

闇雲な投稿=ギブ、ではない。

ここを勘違いすると、
自分ではギブしているのに
なぜテイクしてくれないのかと
焦り、虚ろになりかねない。

かく偉そうに書いている私も、
勘違いをしていたクチである。
ツイッターを始めた当初は、
わいは猿や!とばかりに
ドヤァ的な投稿ばかりをしていた。
当然、フォロワーは増えない。
ある時、それを改めて、
自分が良いと思う投稿に対して
皆様に良さを紹介するような
引用リツイートをするようにした。
すると、もちろんその内容にもよるが
元ツイの投稿者から感謝される
ことが増えてきた。

リンクトインでは、
ツイッターでいう『引用リツイート』
つまりシェアは、そこまで
アルゴリズム的に伸びないようだ。
なので、できるだけ
コメントの形で『ギブ』していきたい
と思っている
(ただしもちろん、コメントだけで
全く投稿しなくてもよい、という
わけでも、ない。
投稿も同じくらい大事だと思う)。

…もし『見る専』の方が
この投稿をご覧になられていたら、
いきなり投稿ではなく、
まずは気に入った投稿に
コメントをしてみてはどうだろう。

投稿主は、好意的なコメントがつくと
とても喜ぶと思う。

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