『東京タラレバ娘』の
シーズン2の連載が始まっていることを
恥ずかしながら最近知りました↓
…『東京タラレバ娘』について、
ご存知ない方のために
簡単に説明いたしますと。
東村アキコさんの漫画です。
2014年~2017年に連載され、
累計500万部以上のメガヒット。
2017年には日テレ系でドラマ化され、
吉高由里子さんが主演でした。
たられば、なので
タラとレバが出てきます。
そう、酒のおつまみの
タラの白子とレバテキ的なキャラです。
このタラとレバが
東京に住む独身女性に対して
「〇〇してタラ…」
「〇〇してレバ…」
など、仮定の取らなかった選択肢を
ずばずば言うのが、この作品の醍醐味です
(もちろん恋の話も、読み応えがあります)
…確かに、人間、生きていると
「〇〇してタラ…」
「〇〇してレバ…」
と思うこと、ありますよね。
ないよそんなの!と思う方は
とても前向きで良い方です。
しかし酔いが回るにつれて
つい取らなかった選択肢を
考えてしまうものです
(東京タラレバ娘の主人公のように…)。
せっかくなので、この記事では
「仮定の話」について考える
両面性について書きます。
『勝ちに不思議な勝ちあり、
負けに不思議な負けなし』と
喝破したのは、プロ野球の
故 野村克也監督です。
ボヤキで有名だった監督。
なぜ負けたのか?
それを考えるのは大事です。
理由があるから。
その理由を踏まえて次に活かして
勝てるようにする、これは非常に
大事なことです。
ただ、誤解されやすいところですが、
負け、つまり
悪いことの分析ばかりでもいけない、
と思うんですね。
そっちに偏り過ぎるのは、野村監督の
真意にも反するように思います。
あれほどプロで勝った&勝たせた
監督ですから、勝つことも実は
同じくくらい分析したと思うんです。
「振り返る」行為は後付け。
安全な世界から不安だった世界を
ビール片手に眺めるような
ところがあります。
過去←現在。
要するに、何でも言える。
その過去の瞬間、
結果が見えない不安、
断片的な情報の中での試行錯誤、
そういうものは、その時点では、
わかっていないことが多い。
後から冷静に考えれば分かるんですが。
だからこそ、なぜ勝てたのか、
「勝ちの不思議」をも同時に
分析しておくべきではないでしょうか?
「〇〇しタラ、うまくいった」
「もし〇〇してレバ、失敗していた」
という成功の前向きな分析です。
どうしても「振り返り」というと
「敗者の弁」に偏りがちな
ところがあります。
しかし自分が成功したことも、
合わせて分析したって、いい。
結果が見えてない不安、
断片的な情報の中での試行錯誤、
そんな中での勝利を
再現する「勝ちパターン」を
身に付けることはとても重要だから。
もちろん、いつも
そのパターンにはまるわけではないですが
自分に自信を持つためにも
「負け」と「勝ち」の両面で
振り返ることが必要かな、と思います。
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