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情報を集めて下ごしらえ、味付け盛り付け給仕する。
「情報のシェフ」は素晴らしいその腕前で、
情報の消費者たる皆様を魅了します↓

リンクトインなどのSNSには、
様々なタイプの名シェフ、名料理人が
たっくさんいらっしゃいますよね!

本記事では、そんな方々のご紹介を少々…。

本当に多くの方の中から、
少しだけのご紹介になること、ご容赦ください。

真っ先に思い浮かぶのは 安積 津友香 さんの
『グラレコ』です。
文字だけで書き出せば淡泊になる情報が、
レイアウトとイラストと
取捨選択と強調などにより、
「華麗な一皿」へと変身していきます。
その盛り付けに、「わあ」と歓声が上がる。
しかも「料理の鉄人」が如く、
イベントのリアルタイムで調理されることも!

緒方 きえ(Kie Ogata) さんの
『PRマンガ・イラスト』なども目に浮かびます。
もともとマンガとは
「トリミングと取捨選択と誇張」の
表現方法でもあります。
素早く情報の可食部と不可食部を見抜き、
ばさりと斬り落とし、
強調のスパイスを振りかけてビビットに
仕立て上げるさまは、さすがの一言!

情報爆発のこの時代、
あふれんばかりの情報の食材を前にして
いかに選別し、いかに良さを引き出すか。

「ビジュアル」的に表現する一枚絵を
作れるということは、
さながら優雅な一皿、メインディッシュを
作れるのと同意だ、とも思うのです。

もう少し、広い捉え方をしてみますと。

例えば 石垣 敦章(nobutaka)さんが
コーディネートする「交流会」などは、
オンラインとオフラインを結びつける
「立食パーティー」のようなものです。

PCの前で食べる一皿と、
実際に面と向かって食べる一皿とでは、
味わいもまた違うものですよね。
その様々な味わい方を提案できるシェフもまた、
広い意味での「情報の名料理人」と
言えるのではないでしょうか?

そう考えると、滝井 順子 さんが手がける
『ゲーミフィケーション研修』なども
優れた情報の調理技法のひとつです。

ゲームは、楽しい。

ただ座学でえんえんとありがたいお話を
聞かされても、右から左に受け流す、
ということはよくありますよね。しかし
ゲームという消費者参加型の形式であれば
情報もするすると頭の中に入っていきます。
その臨場感あふれる滝井さんの長文のように、
消費者心理に優れた名シェフはまた、
文章という形でも楽しませてくれるものです。

以上、本記事では四名の方を代表で、
紹介してみました。

さて、読者の皆様の頭の中には、
どんな「情報のシェフ」が思い浮かびましたか?

思いもよらない異世界の食材を
ごろりと差し出す武骨な料理人もいれば、

「その手があったか!」的な斬新な視点で
見事に斬り分ける包丁人味平のような
百戦錬磨の料理人もいます。

(もちろん中には、
「美食倶楽部」を主宰する海原雄山的な
ド迫力の芸術家肌の美食家もいますが)

「いやいや自分なんて…」と
思ってらっしゃるかもしれませんが、

記事を投稿しているあなたもまた、
私にとっては、立派なシェフのおひとり。

そのままでは土と泥にまみれた
荒々しい採れたて野菜のような食材を、
いかに加工して斬り分けて食卓に並べるか。

その熱意と行為こそが、加工技術の地平を
斬り拓いていきます。

もちろん「情報を食べる専」すなわち
「見る専」「読む専」でも
良いのですけれども、

実際に調理=記事やコメントを書くことで、
「情報の加工」の裏側を実感し、
名シェフへの道が開けるのではないでしょうか?

また、一見に地道に見える
大根のかつらむきのような日々の投稿が、
情報の加工をするナイフさばきを
磨いていくのではないでしょうか?

まだ投稿デビューを飾ってない方も、
まずはリアクションやコメントから、
日々「自炊」から、始めてみては?

「私はなんら面白い情報、食材なぞ
持ち合わせておりません…」

そういう方ほど、他の人にとっては
フレッシュな経験、食材をお持ちなもの。
最初は、素人の一皿でいい。
目玉焼きだけでも、いいではありませんか。

情報の名シェフたち、
どんなインフルエンサーであっても、
最初は、素人の一皿を
おそるおそる出していたのですから…。

その一皿を、お待ちしております。

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