とあるブランディング論 ~約束~
『ブランディングとは、約束である』。
本記事では、とある一つの
ブランディング論を紹介していきます。
トゥモローゲート株式会社の社長、
西崎康平さんが書かれたブログ記事の
ブランディング論です
(下記にリンクを貼りますのでぜひ)↓
西崎さんは、ご自身の会社での経営の流れ、
ブランディングに関する試行錯誤の推移を
踏まえて、ブログ記事を書かれています。
この推移が、とても興味深い。
なぜならブランディングを試みる
多くの企業が、このような試行錯誤の途中、
もしかしたら気付かずに沼にハマっている、
そういう状態だ、と思われるから。
西崎さんも、当初は、
ブランディングを誤解していたとのこと。
ブログ記事本文から、一部、引用していきます。
(ここから引用)
(引用終わり)
7000人のエントリー。凄い!
…だけれども、じきに西崎さんは、
この状況が誤りだ、と気付きます。
(ここから引用)
(引用終わり)
組織が拡大していき、
取り引きが増えていくにつれて、
「言わんでもわかるやろ」が通じなくなる…。
拡大していく組織には、あるあるですよね。
どこまで権限移譲すべきか?
どこまで企業としての考えを共有できるか?
企業としての理念や思想が揺らいでいるのでは?
とても難しい事態に、直面したのです。
そこで、西崎さんの採った方法とは何か?
…読者の皆さんも、ちょっと考えてから
続きをお読みください。
…
…
では、引用してみましょう。
(ここから引用)
(引用終わり)
本物のブランディングとは?
これを、役員で考えて突き詰めて、
認識の共有を図った。
ブログでは当時の西崎さんがTwitterで
つぶやいた内容が引用されています。
(ここから引用)
(引用終わり)
そういう考えに、たどり着きます。
ブランド=約束。
決して「見た目」だけでは、ない。
見た目は手段であり、目的ではない。
記事では、もう少し、詳しく書かれています。
(ここから引用)
(引用終わり)
…こうして、ブランドでは何かを
考えて突き詰めて社内に共有し、
世の中に日々シェアして、
改めてブランディングサービスを
全社を挙げて売り出していった結果。
トゥモローゲートは、
大きく伸びていきました。
(ここから引用)
(引用終わり)
自社が何を目指す会社なのか?
商品であるブランディングとは何か?
それを突き詰め、社員で共有し、
公開していった結果、
SNS経由での直接応募が増えていった。
実際の西崎さんのブログ記事では、
具体的にどのようなブランディングを
していったのか、していくのか、
実に詳細に書いてあります。
また、発展形として『採用ブランディングについて
企業様からよくいただく質問|成功事例アリ』
というブログ記事もありました↓
では最後に、まとめていきましょう。
企業のブランディングについて、
西崎さんのブログ記事より
いくつか引用して紹介しました。
…この姿勢は、企業だけでなく
「個人」でも大事なのではないでしょうか?
個人のブランディングにおいても、
「外見」と「中身」が乖離していた場合、
顧客は、がっかりしますよね。
『なんだ、見かけだけか』。
『言っていることと、違うじゃん』。
そう思われるのは、ビジネス上、良くない。
ただ、このような情報爆発の時代、
「見かけがしっかりしていないと、
誰も振り向いてくれない…」のも
また事実です。
大事なのは「外見」と「中身」の一致。
「見た目のデザイン」と
「哲学・思想」の一致。
まさに顧客との「約束」…。
両方、必要なんです。
中身を実体化した「外見」も。
外見から入った場合の真の「中身」も。
さて、読者の皆様は、いかがでしょうか?
また皆様の組織では、いかがでしょうか?
見かけだけ、デザインを整えるだけことが、
ブランディングだと思っていませんか?
逆に、思想・哲学、その中身を整えさえすれば、
みんな魅力にいつか気づいてくれる、
見せ方、デザイン、発信などは必要ない、と
思っていないでしょうか?
両方、必要なのです。
「ミスマッチ」を防ぐ。
そういう施策が必要かな、と思います。
その策の一つが、ブランディングなのです。
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