見出し画像

「子ども向けの実用書」ですが…。

旺文社から出ている
『学校で教えてくれない大切なこと』
というシリーズがあります。
本記事ではこのシリーズの紹介をします。

子ども向け、と銘打っていますが、
大人が読んでもかなり面白い!と思います。

本記事執筆時、47冊のラインナップです。

1:『整理整頓』
2:『友だち関係~自分と仲良く~』
3:『お金のこと』
4:『ステキになりたい』
5:『カッコよくなりたい』
6:『友だち関係~気持ちの伝え方~』
7:『物の流れ』
8:『時間の使い方』
9:『ルールとマナー』
10:『身近な危険~防災と防犯~』

11:『友だち関係~考え方のちがい~』
12:『ネットのルール』
13:『勉強が好きになる』
14:『自信の育て方』
15:『数字に強くなる』
16:『考える力の育て方』
17:『夢のかなえ方』
18:『からだと心』
19:『楽しくお手伝い』
20:『英語が好きになる』

21:『感性の育て方~センスをみがく~』
22:『本が好きになる』
23:『文章がうまくなる』
24:『言葉の力~語彙で広がる世界~』
25:『プログラミングって何?~IT社会のしくみ~』
26:『研究って楽しい?~探求心の育て方~』
27:『発表がうまくなる
~スピーチからプレゼンテーションまで~』
28:『日本のこと~伝統・文化・風習~』
29:『AIって何だろう?~人工知能が拓く世界~』
30:『音楽が楽しくなる』

31:『地球ってすごい』
32:『災害を知る』
33:『お金が動かす世界』
34:『図工が楽しくなる』
35:『科学っておもしろい』
36:『考える力の育て方~論理的な考え方』
37:『続ける力』
38:『小学生の何でもお悩み相談室』
39:『知っておきたい法律』
40:『勉強は役に立つ』

41:『デザインのすごい力』
42:『宇宙ってどんなところ?』
43:『名言は役に立つー偉人のことばー』
44:『運動ですべてがよくなる』
45:『感情とのつきあい方
ー心の中の10人の友だちー』
46:『ポジティブ思考の育て方』
47:『一生モノの勉強法』

扱っているテーマ、なんか凄くないですか?

読者の皆様が気になるタイトルは?
つい読んでみたくなるものは?
(ちなみに2023年の売上ナンバーワンは
8冊目の『時間の使い方』とのこと)

…中年世代の私から言えば、
子ども向けの学習漫画、と言えば
学研まんがの『〇〇のひみつ』が
思い浮かぶところですけれども、
さすがに「整理整頓のひみつ」
「友だち関係のひみつ」などは
なかったなあ…と思うのです。

このうち、シリーズ2冊目の
『友だち関係 ~自分と仲良く~』
紹介文を引用してみましょうか。

(ここから引用)

『私たちは、人との関わりなしでは
生きていけません。
だからこそ、日々、人間関係で
幸せな気持ちになったり、
嫌な気持ちになったりしています。

本書では、友だちとの関わり方を通じて、
大人になってからも役立つ
人間関係の築き方の
基礎を学んでいきいます。

友だち関係でつまずいたら、
自分の気持ちと向き合うチャンスです。
私たちは大人になるにつれて、
自分の気持ちを後回しに
してしまいがちですが、
どんなときでも「自分の気持ちを
分かってあげること」がまず大切です。

自分は今どんな気持ち?
自分は本当はどうしたい?
そんな問いかけを心の中で
できるようになることが、
結果的に相手を
理解できるようにもなるのです。

まずは、「自分と仲良く」する方法を
一緒に学んでいきましょう』

(引用終わり)

このシリーズの凄いところは、
ほぼマンガで構成されているところです。
小難しい説明はあまりない。
それでいてけっこう深い内容を扱う…。

友だち関係、とタイトルについていますが、
「~自分と仲良く~」がサブタイトルです。

そう、単純な友だちとの関係だけではない。
表層的なハウツー本ではないんです。
友だちとの関係、つまり
「外」の関係のあれこれを通して、
自分の心の「中の」気持ちを
明らかにしていくことこそを勧めている。

自分の心の中の凸凹を知ることで
相手の凸凹を「結果的に」
理解できていく…。うん、深いですね。

「編集担当者の声」はこちら。

(ここから引用)

『「友だちに嫌なことをされたけど、
何にも言えなくてモヤモヤしちゃう。」
「本当は仲直りしてまた遊びたいのに、
うまく伝えられないな。」
「自分の気持ちとちがって
相手に伝わっちゃってさみしいな。」

子どもたちは、日々友だちとの
コミュニケーションを通して、
世の中で生きていくための
人との関わり方を学んでいます。

本書を手に取っていただいた
保護者の方の中には、
お子さんの友だち関係に不安を抱えて
いらっしゃる方もいるかもしれません。
子どもはうまく親に説明できない
状況もあるかもしれません。

本書では、子どもの人間関係で
よくあるつまずく状況を例にとり、
そんなとき、自分の心が
晴れやかになるための、
自分の心の向き合い方について学んでいきます。

子どもの複雑な気持ちを丁寧に
ときほぐすような
やさしい問いかけで展開されています』

(引用終わり)

この文章内の『子ども』を
『新入社員』に仮に置き換えてみましょう。

(ここから置き換え引用)

『「同僚や取引相手に嫌なことをされたけど、
何にも言えなくてモヤモヤしちゃう。」
「本当は仲直りしてまた取引したいのに、
うまく伝えられないな。」
「自分の気持ちとちがって
相手に伝わっちゃってさみしいな。」

新入社員は、日々同僚や取引先との
コミュニケーションを通して、
会社・組織の中で生きていくための
人との関わり方を学んでいます。

本書を手に取っていただいた
上司の方の中には、
新入社員の同僚や取引先との関係に不安を
抱えていらっしゃる方もいるかもしれません。
新入社員はうまく上司に説明できない
状況もあるかもしれません。

本書では、新入社員の人間関係で
よくあるつまずく状況を例にとり、
そんなとき、自分の心が
晴れやかになるための、
自分の心の向き合い方について学んでいきます。

新入社員の複雑な気持ちを丁寧に
ときほぐすような
やさしい問いかけで展開されています』

(引用終わり)

…意外としっくりくる、かも?

人間、子どもの頃だけではなく、
大人になっても(大人だからこそ?)
人間関係には悩むものですから…。


最後にまとめます。本記事では、
『学校で教えてくれない大切なことシリーズ』
を紹介してみました。

子ども向けの本を、大人が読んだっていい。
人生百年時代、生涯学習の時代ですから。
特に、新入社員の方はそろそろ
心の疲れがたまっている頃かもしれない。

ぜひ、書店などでぺらりと
覗いてみてはいかがでしょう?

※アメリカ暮らしnoteさんの記事もぜひ↓

※旺文社の、このシリーズの
オフィシャルサイトはこちら↓

※旺文社の
『学校では教えてくれない大切なこと(2)
友だち関係(自分と仲良く)』
の紹介ページはこちらから↓

※Amazonのページはこちら↓

合わせてぜひどうぞ!


よろしければサポートいただけますと、とても嬉しいです。クリエイター活動のために使わせていただきます!