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「恋としか名づけたくない重量を」タイムカプセルに入れてください・短歌。

「恋としか名づけたくない重量を
蒼夜のコンビニしずかに放つ」ヒスイ

(こいとしか なづけたくない じゅうりょうを
  そうやのこんびに しずかにはなつ)


今日は しろくまきりんさんの企画に
参加しています。

みなさま、おなじみの
みんなの俳句大会(通称 みん俳)が、
次回をもって
少し長いお休みに入ります。

寂しいなーと思っていたら
しろくまきりんさんが

『休みがいつまでかわからないけど、
 再開される時に
 やあ、みんな、久しぶり!! って言って
 おかえりなさい記念として
 みんなの俳句や短歌を詰めこんだタイムカプセルを
 開けようと思う』(ヒスイによる意訳(笑))

ということで、
カプセルに封入していただく俳句、短歌を
集めていらっしゃいます。

ああ、いいな、って思った。
こういうの、いいなって。

みんなの俳句大会は
ヒスイにとっても、とても大事なもので
思い出せば、
白杯で、賞をいただき、
『二番目の男でいいと夜半の月』ヒスイ

そのあとも
個人の賞をいただいたり、

前回は姪の澄の短歌で
ゼロの紙さんからも賞をいただきました。

『完璧な春の形はきみの指
 スマホの上でメヌエット踊る』ヒスイ


沢山の俳句や短歌を作らせていただきましたが
ヒスイの中で
今もクッキリ残っているのが
十六夜杯に出した、これです。

「死にたひと思ふ秒ごと赤とんぼ
 羽根透きとほり風衝きて発つ」
(しにたひと おもふびょうごと あかとんぼ
はねすきとほり かぜつきてたつ)



こんなふうに俳句や短歌には、
凝縮されたドラマがある。
それをふたたび散文へ落としなおして
短編を作るのは
ヒスイにとって
とても難しい作業でした

でも。

これは、あのときにしか書けないものだったし、
今考えても
短歌を作って、短編を書いて
よかったな、とおもうセットです。


というわけで。
みなさまも
よろしければ
夏の色がはいった短歌、俳句を
タイムカプセルに入れてみませんか?

みん俳、お休み前の
大事なイベントです。




ヒスイにこの企画を教えてくれたのは
いつもの ふぅ。ちゃんでした(笑)
ありがとう💛



#みん俳タイムカプセル

ヘッダーはUnsplashKhara Woodsが撮影

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