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「140字・20秒の恋歌:㊾サドンデス。だけど、いつか」

あなたの声がとおくから、聞こえる。
早くいかなくちゃ。でも何かが邪魔をする。あなたの声はサドンデスのごとく消えた。

あたしは暗いベッドで目を覚ます。隣で声がする。
「あにゃぎゃ」
ああ。きみが話せるようになるまでママが頑張るよ。
いつか。あの声を聴かせて。パパの代わりに。

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