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2023年3Q決算に向けて持てる半導体製造装置銘柄ランキング

3Q決算に向けてのセクターランキング記事第5弾です!

第1弾は商社セクター・第2弾は食品セクター・第3弾は住宅セクター・第4弾はゲームセクターでした。もしよろしければ、ご一読くださいませ。

今回第5回は半導体製造装置セクター

正直足元の環境は決して良くないため、将来の成長をどの程度織り込めるかが重要だと思っていましたが、思った以上に強弱分かれた決算だったと思います。

それを踏まえたうえで3Q決算に向けて勝負掛けられそうな銘柄を確認していきたいと思います!

生成AI関連でHBMの引き合いが非常に強い

最近よく聞くようになったHBM(High Bandwidth Memory)といわれる半導体。簡単に言えば、「非常にデータ転送速度が速いDRAM」です。

東京エレクトロンデバイスのHPがわかりやすいのでURL貼っておきます。

  1. グラフィックスカード:グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)は、画像やビデオのレンダリング時に大量のデータを高速に処理する必要があります。HBMは、その高い帯域幅でGPUの性能ボトルネックを削減します。

  2. 高性能コンピューティング(HPC):スーパーコンピュータや専門のデータセンターでは、複雑な計算やシミュレーションを高速に実行するためにHBMが採用されます。

  3. ディープラーニングとAI:神経ネットワークの学習と推論は、大量のデータと高速な計算が必要です。HBMは、その高帯域幅でAIチップの性能を最大限に引き出します。

なんとなくこんな用途で使われるものなのだということを理解しておけばOKかと思います。

とにかく今まで作っている汎用品とはかなり異なるため、書くメモリーのファウンドリー(SKハイニクスやサムスン電子など)がその生産ラインを作るためにこれから半導体製造装置を爆買いするぜって話。

「ではどこのどのようなSPEを買うのか?」が非常に大きなポイントとなるわけですね。そこが半導体製造装置の銘柄選択にかかわってきます。

2023年年初来株価パフォーマンスランキング

1位 6315 TOWA +290.60%
2位 7735 SCREEN HD +185.10%
3位 6146 ディスコ +167.28%
4位 6857 アドバンテスト +125.54%
5位 7729 東京精密 +93.11%
6位 8035 東京エレクトロン +88.41%
7位 6920 レーザーテック +60.80%

2023年は引き続き1位がTOWAで駆け抜けました。
続いてまさかのSCREENホールディングスが2位に上り詰めました。

ちなみに前回の2Q決算プレビュー記事でSCREEN書いたのですが、ド外ししてます・・・w

SCREENが2Q決算で最もポジティブサプライズだった銘柄といっても過言ではありません。

3位はディスコでかなり好パフォーマンスを維持。

4位アドバンテストは完全に年初の貯金を切り崩す形で厳しい展開

5位東京精密も落ち着いた動き

6位東京エレクトロンは時価総額的にも値幅は大きくないが安定した株価成長

7位レーザーテックは年初は完全に空気で存在感がなかったですが、年後半だけをとってみるとトップパフォーマーへ

ではでは、3Q決算に向けて勝負できそうな銘柄をまとめていきたいと思います、何卒宜しくお願い致します!

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