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2023年3Q決算に向けて持てる食品銘柄ランキング

前回の2Q決算からスタートした、次回決算に向けて持てる銘柄ランキングですが、再始動させます!

3Q決算に向けてのセクターランキング記事をどんどん書いていこうと思います!12月~1月上旬にかけて、なるべくたくさんのセクターをご紹介出来たらと思います!

第一弾は商社セクターでした。もしよろしければ、ご一読くださいませ。

今回第二回は食品セクターです。
強弱感が分かれる展開となっている食品セクターですが、全体としてしっかりと値上げ浸透が功を奏した決算となっており、悪くなかった印象です。

全体的に売上利益が大幅に増大し絶好調

結論から言えば、今までは海外を中心に値上げがしっかりと効き、さらには最近のコストアップ影響の剥落により売上増、費用減、営業利益拡大というストーリーで上昇していたキッコーマンや味の素や日清食品などが上昇をけん引していたのですが、逆に今回は今回は国内の値上げ浸透によってかなりの利益を稼いでいる企業が株価上昇した印象です。

具体的に言えば、山崎製パン日本ハム不二製油日清製粉などが昨年対比利益が爆益になった印象です。

今後は国内外で強い外食は引き続き業績拡大期待が強く、それに加えて国内を中心の銘柄も今後の業績拡大確度が高まってきている印象で、本命数社だけでなく、いろんな銘柄に広げていけるフェーズに入ってきている印象です。

一方、中国に強い銘柄は死亡という形になりましたので、やはりヤクルト本社が際立ってダメな印象でした。

この流れは大きくは変わらなそうで、引き続き順調な銘柄の順張りが有効なステージが続くという見方です。

食品主要銘柄のパフォーマンスランキング

1位 2212 山崎製パン +115.73%
2位 2875 東洋水産 62.59%
3位 2897 日清食品 47.07%
4位 2801 キッコーマン 35.81%
5位 2802 味の素 34.47%
6位 2002 日清製粉 25.50%
7位 2809 キユーピー 7.87%
8位 2269 明治ホールディングス 2.40%
9位 2267 ヤクルト本社 -24.47%

パフォーマンスにも表れている通りですが、山崎製パンの見直され方が凄いことになっております。

そして加工食品系が続き、カップラーメン系強し。

また、海外好調で先行して上がっていたキッコーマン、味の素が続き、直近日清製粉が追い上げ。

明治やキユーピーは引き続きコスト高影響に悩まされる展開で、ヤクルトは中国により終了という形です。

今回上記9銘柄パフォーマンスを取り上げましたが、それ以外の銘柄にも言及していきたいと思います。


では本題へ!今回は食品セクターもいろいろな種類がありすぎるので単純な比較というよりは業界環境の整理&3Q決算に向けて買える銘柄・注意する銘柄ということで比較して作成しました。是非ご覧くださいませ!


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