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【日替わり全話無料】ピッコマで一気読みした漫画の感想まとめ


ㅤピッコマという漫画アプリを半程前から利用している。
ㅤもうトップクラスのアプリになって久しく、説明は不要だろうか?

ピッコマでは日替わりで漫画が全話無料になる

ㅤ今まで電子書籍サイトで3巻まで無料はよくあったが、全話無料は皆無だった。
ㅤそのとても有難い事を今まであまり意識してなかった。

ㅤ元々漫画を一気読みする事は多く、比較的ガッと読めるタイプだと思う。
ㅤアニメ、小説等でも同様だ。

ㅤなので読む時は全話読む·····
ㅤつもりだったが、流石に長編過ぎて一日では読み切れない作品も多い。

(一日でやや無理なく読めるのは大体10巻くらい。
ㅤ2,3日くらいの猶予が欲しいが、それは欲張り過ぎだ。向こうも商売。)

ㅤそして終盤の話は待てば無料で読めない。
ㅤ全部読み切らないと、続きは購入しなければならなくなる。
ㅤまあ散々無料で読んだんだから終盤の話くらい買えという話。

ㅤ単話で読む場合見開き対応されてないが、
ㅤ単行本で読む場合は見開きで読める。
ㅤ(今まで気付かなかった)

ㅤ大きなタブレットで読む人には嬉しい。
ㅤてか普通のスマホだと1ページ単位で読むにしても画面が小さく思える。
ㅤyoutubeやゲームも同様。
でも単話版でも見開き対応していいと思う

ㅤあとこういう無料キャンペーンとか、電子書籍の割引とか、
ㅤそこんとこ出版社との兼ね合いはどうなんだろうと思う。

ㅤ感想で作品を悪い風に言う事もあるが、
ㅤ本当につまらない作品はそもそも読まない。
ㅤタイトルとあらすじで大体分かる。
ㅤ読んだ作品は前提としてある程度面白い、読ませる力があるもの

ㅤそして人のこと言えないけど、
ㅤゲームとかアニメとかラノベとか
ㅤレビュー動画毎日のように上げる人はどんだけやってんだと思う

ㅤ⬇⬇⬇一気読みした作品の感想⬇⬇⬇



餓狼伝

全26巻283話

103話まで読んだ
単行本で言えば13巻くらい
127話以降は待てば無料で読めない

番外編餓狼伝boyの方もキャンペーンで読んだ
こちらは全2巻
本編の中にあっても違和感ない強さに纏わるエピソード

ㅤ原作が付いているが、そう思わせない程に作画や構成の雰囲気が色濃い
ㅤ大胆なオリジナル展開もあるようだ

ㅤ格闘漫画という事は分かるが、話の方向性がイマイチ見えてこないまま進む印象

ㅤ引き合いにグラップラー刃牙を出すと、
ㅤあれはいきなりトーナメントから始まる。
ㅤまるで途中から読んだような感覚。

ㅤだが勇次郎やら地下トーナメントやら、その他濃いキャラが出て『作品らしさ』が後々形作られていく。

ㅤ今作は勇次郎程目的,ラスボスのようなキャラクターはおらず、あまり特殊な設定もない。
ㅤなので作品の印象,特色が少し薄い面もある。
ㅤ主人公も刃牙のように相手とウェイト格差があるというギャップもない。

ㅤだが脇キャラは刃牙のように一人一人存在感を漂わせており、作品としてそれぞれに割く分量は大きい。
ㅤ脇役病というか、各キャラを主人公にした外伝が作られてもおかしくない程濃密だ。

ㅤ悪くはないが、バトル作品は得てしてこうなりがち
ㅤ主人公の視点で進む事もありネット小説ではあまり見ない

ㅤ今作の物語は主人公が横綱に喧嘩を売るとこから始まる。
ㅤその後開かれたノートには少林寺拳法、柔道、ボクシング、キックボクシング、忍法、❌が付いた格闘技名の数々。
ㅤその下に競技者の名前も記されている。

ㅤそれぞれの格闘技者を倒して回っているのだ。
ㅤ刃牙もだが競技的な強さより純粋な『強さ』を重んじている。
ㅤ因みに刃牙最新作では相撲最強説を推している。

ㅤリング上で戦う事も多いが、場外喧嘩も多い。
ㅤそこで不意を突かれ負けても言い訳が許されないという徹底っぷり。
ㅤまるで傭兵のようだ。

「いつ始めますか」
「もう|開始«はじ»まっとる」

「いつ始めますか」
「もうバキッ

ㅤこんな感じ

ㅤこの時点で分かるが、
ㅤ実際の人物や出来事をベースに書かれる事も多いが、
ㅤキャラクターはかなり現実離れしている。
ㅤ今作は刃牙よりそれが抑えられてる。

ㅤこの頃囚人リク、不良もの、刃牙シリーズ、
ㅤ所謂チャンピオン系ばかり無料キャンペーンやってて胸焼け気味だった

ㅤ少年誌はバトル漫画ばっかだが
ㅤチャンピオンは特に作品の傾向が似通ってて
(格闘や不良もの。暴力や根性がものをいう)
ㅤ雑誌購読してる人はこれらを読んでるのかと思う
ㅤ一作でもお腹いっぱい

グラップラー刃牙

全42巻378話
既に150話程読んでいたので
最後まで読めるかと思ったが無理だった

330話まで読んだ。おしい。
台詞が少なくコマが大きいので、比較的早く読める。
だが幾ら何でも一日で読み切るには話数が多過ぎた。

読み切ろうと思えば物凄くパパっと読まなきゃいけない。

刃牙シリーズが日替わりで無料公開されたが、
一日で読める量じゃないだろ

まあ別シリーズを途中から読んでも面白いんだけど

ㅤチャンピオンの顔。
ㅤネットで度々目にしたが、ちゃんと読むのは初めて。
ㅤ通ずる部分が多かったので上でかなり触れてしまったが、まあそういう作品だ。

ㅤ特定の格闘技の話ではないというのが、
ㅤ非現実的なまでに作品の引き出しを幅広くし、
ㅤ何かの大会に優勝して目的が見えなくなるということも起こさない。
ㅤ刃牙の道は無限に広がっている

ㅤ普通の格闘技ですら重傷者は絶えないが、
ㅤその安全性すら追っ払った闘いだと大変危険な目に遭う

ㅤ瀕死になるのは当たり前で、
ㅤ血管切られたり、一回死んだり、
ㅤしかもそれに賞金はなく、純粋に戦いの為の戦いだというのだ

ㅤ野暮な事を言うと、
ㅤそうまでして闘いたいか??という程残酷な目に遭う

ㅤ勇次郎はその強さ故もあるが、性格的に特別残虐で悪役のように描写される。
ㅤ刃牙含め他のキャラもリング上では十分残虐と言える行いを繰り返しているが、
ㅤ勇次郎は格闘技者以外を手にかけてる

ㅤ90年代までの漫画にありがちだが、
ㅤ画風が不安定でキャラクターの顔が目まぐるしく変わる。
ㅤ単純な作風変化と別に変わる事もある。

ㅤ刃牙は初期より幼さが増した。
ㅤてか身長縮んでない?気のせいか。
ㅤ周りがデカ過ぎてそう見えるのか。
ㅤ小さいが強いというギャップ的側面もあるため、現在の方がらしいかなと思う。

ㅤ不良やらヤクザやら、度々絡まれて倒す展開が多い。
ㅤ自分世代ではフィクションの存在だが、作者の世代だと不良もヤクザも割と身近な存在なのだろうか。
ㅤ自伝で殴り込みに来た他校の不良から逃げるシーンもある。
ㅤこういうことギャップを感じる。

ㅤまあ個人的にも友達が少しぽいのに入らされてる?感じで坊主になってたけど
ㅤ話聞くくらいしかしなかったけど、
ㅤそれでもお前がいなきゃ自殺してたと言われた

ㅤ喧嘩嫌だし辞めたいけどその時何かある感じで怖いとかなんとか
ㅤ結局普通に辞めれたようで良かった

ㅤ今思えばかなり当事者視点に欠けてたと思う
ㅤまあ自分も週5勤務みたいな生活だと精神崩壊するから余裕なかったけど

ㅤ因みにジョブスの伝記だと
ㅤ毎日喧嘩
ㅤトイレ恐喝
ㅤナイフ所持登校が多い
ㅤ強姦罪で特定グループが刑務所
ㅤレスリングで負けた腹いせにバス破壊
ㅤ等と記述されている
ㅤ無論特定の悪い場所の話ではあると思う

ㅤ時代というか国民性だろうけど
ㅤこれを見ると荒れてた時代でも日本は可愛いものだなと思う。海外は別次元

ㅤそして一介の不良が裏舞台のトーナメント進出するのは違和感が強かった
ㅤ選手に相応しくない

ㅤ段々インフレしていくのではなく
ㅤ話としては早い段階から人間離れした強さを持つキャラが次々登場する

ㅤ人間離れという点で一番特殊なのは世界に愛されてる故殴られないというガイアかもしれない
ㅤ負けたのが納得いかない程の最強っぽい設定だ

ㅤそんな次元だと強さというより言ったもの勝ちになる
ㅤこの辺の線引きはどうなんだろうと思う
ㅤ一律に現実的なら良いってわけでもないし

ㅤそこを言うと登場人物が自然に持っている
ㅤ〝闘いへの渇望〟は良い意味での非現実と言えるし、
ㅤ今作を今作たらしめている


銀のニーナ

20話くらい読んだ

ㅤリストラで都会から田舎に堕ちた主人公が幼女を預かる話
ㅤ一話完結ほのぼの系

ㅤ連続性がある話と、一話完結型
ㅤ一気読みするには前者のが向いてる

ㅤてかそういうタイプの話読まなくなってきた
ㅤいや、今作はドラえもんみたく完全な一話完結型ではなく、
ㅤジワジワ主人公か幼女が変化していく感じなんだろうと思う。

ㅤこういう子供が全くいないわけではないが、
ㅤ幼女は『子供』って感じの子供

ㅤ実際の話を持ち出す必要はないが、
ㅤ今作で無邪気に可愛く描かれてる部分が全てウザいのが実際のところだ

ㅤテレワーク、偶然そこにある仕事、そんな職であれば
ㅤネットも通販もあるので、現在田舎でも不便はしない。固定費も安い

ㅤ一瞬そう思うが田舎は虫が酷い
ㅤ蛇も普通にいてビビる
ㅤ家周りは除草しとかないと危ない
ㅤ熊が降りて樹木を荒らした形跡
ㅤ猪は当然おり、罠を嵌めたり銃で撃ったり
ㅤ野生動物が偶に目撃される
ㅤ蝿取り紙にビッシリ蝿まみれ
ㅤ廃墟と畑は荒れ放題
ㅤ僻地の老人は最早原始人
ㅤなので結局ネットが使えず割と遠くへ買い出しに行く
ㅤ米野菜は売るのが面倒な程値が付かない
ㅤ食物は食べ切れず腐らすか押し付けて嫌がられるか
ㅤ子供は行きたいと思わない
ㅤ行ってもひたすら部屋でゲームしてる

ㅤ·····なんて田舎ではなく、
ㅤ平和で穏やかな夢のある田舎が今作の舞台だ
ㅤそこで幼女は夢と希望に溢れて生き、
ㅤその様に主人公が影響されたり?
ㅤ素直にニーナちゃん可愛いと思って読もう

ㅤ個人的には一話完結型を読む事が減ってきた。
ㅤこのタイプの作品は余程面白くない限り連続で読むと少し単調に感じる。


エリアの騎士

現在90話まで読了
全508話。長過ぎ
単行本換算で57巻もある

ㅤ⚽正統派サッカー漫画⚽

ㅤこれまで読んだサッカー漫画,アニメは
ㅤ⚽俺達のフィールド(少し)
ㅤ໒꒱ LIGHT WING
ㅤ⚡イナズマイレブン

ㅤつまり実質一作以下である
ㅤこういう時比較対象があると作品の個性がより見えてきて感想も言い易くて良い

ㅤ始めて読む時は善し悪しがやや分かり難くなる場合もあるが、
ㅤ今作はサッカーすら知らない人が読んでも楽しめるのではと思う

ㅤ解説が細かく、作者がサッカー分かってるのも感じる
ㅤ恐らく経験者だと思う
ㅤ経験者でも宇宙的に翼生やすようなサッカー漫画になる事もあるけど。この違いは

ㅤ超次元サッカーも良いが、今作は正統派な面白さがある
ㅤまあ現実的には上手過ぎな選手もいるが、ある程度はご愛嬌だ


ㅤ試合中怪我させたトラウマで選手として引き、
ㅤ部のマネージャーとして精を出す主人公翔カケル
ㅤしかも兄が部長で超高校級プレイヤー

ㅤそこから兄が無理矢理カケルを試合に出し
ㅤ謎の覆面と練習し
ㅤサッカーと再び向き合っていく

ㅤ兄が出すキツイコースのパス
ㅤ主人公は何度も蹴り損なう
ㅤそれを揶揄われるが、そもそも普通なら蹴り損なう事すら無理

ㅤ足の速さ以前に、パスを出す前から予め試合展開を読みコースへ動く『ストライカーの嗅覚』
ㅤ兄はそれを高く評価し、伸びに期待する

ㅤサッカーから離れてた時兄とややギクシャクしてたが仲直り
ㅤワールドカップの夢見たんだ!正夢になるぜ!
ㅤそんな事を語らう
ㅤ──直後、兄は車に轢かれ死亡

画像は風夏のヒロイン
マガジンではいつ誰が死ぬか分からない

ㅤ風夏は存在してたら恋愛漫画になってしまうので
作品の都合上ぶっ殺して退場させたらしい

ㅤカケルも同時に衝撃を受け、鉄パイプが心臓に刺さる
ㅤだが兄から臓器を移植し一命を取り留める

ㅤ国宝級プレイヤーの兄から臓器移植された事実はショックを警戒し暫く伏せられる
ㅤカケルには後遺症として時折兄のようなスーパープレイを見せる

作中でも登場した書籍
臓器移植者は提供者の影響を受けるという
この著者以外にも偶然の域を超えた同様の報告は多々ある

考えられる原因としては、
脳は身体状態に強く影響を受ける
(そもそも脳がない生物もいるが)

特に顕著な例は2つ
1つは夢
体調良い時は良い夢。悪い時は悪夢。
身体状況に思考が影響されている

2つ目は腸脳相関
身体のホルモン調整は勿論、独自の腸管神経もある
そこで感知した情報を迷走神経を通じ脳を送る
その情報量は脳→腸より多いといわれる

ストレスを感じる時は良くも悪くも鼓動が高まる
これは思考というより殆ど条件反射だ
その他ホルモンバランス等にも思考は影響される
勿論思考から体調へ影響を及ぼす事もできる
腸以外でも程度差はあれ相関している

そういった身体状態、反応が移植後も持続され、
それを脳が解釈し嗜好が変化したりデジャブを引き起こす
·····のか?

ㅤ兄の死後、カケルは兄が一目置いた選手の高校に入学
ㅤだがそいつもサッカー辞めてて、そこでまた押し問答が起こる
ㅤで、そいつも結局復帰する。知ってた

ㅤカケルの高校では何と『サッカー同好会』と『サッカー部』が分かれている
ㅤ違いは監督の方針

ㅤサッカー部の方の監督は選手達に
ㅤ『試合でやるルール』を細かく徹底している
ㅤそれで勝ててるので監督を肯定する選手も、面白くないと否定する選手もいる

ㅤでも同好会チームに負け、監督は両者の良さを認め、部と同好会は一つになる··········
ㅤここから漸くサッカー部の話が始まる。長い!
ㅤまだサッカー部入ってなかったっけという感じ
ㅤ流石57巻構成の漫画は違う

ㅤめっちゃゆっくり展開していく作品って、
ㅤ作者は初めから50巻くらい、
ㅤそんな長くやろうと思ってやってんだよな?と思う

ㅤ同好会でテーマとなった『勝ち』と『面白さ』
ㅤどのスポーツ漫画でも何処かでテーマとなるし
ㅤスポーツ以外の全ての事象でも根本にあるテーマでもある 
ㅤでもどの作品でもあまり深くは触れられない

ㅤ自分が選ぶとしたら、自由度が高い同好会を選ぶ

ㅤ個人的にスポーツではサッカーが一番面白いと思う
ㅤやるにしても観るにしても
ㅤ他のスポーツより戦略性と自由度が高い

ㅤランク格下のチームが勝つ
ㅤジャイアントキリングが珍しくないのもその現れと言っていいだろう

ㅤ個人競技が好きとかなんとか、その他意見も分かるけど

ㅤサッカー部は元同好会コーチが監督になり、
ㅤトレーニングの質と楽しさを兼ねたビーチサッカーをよくやらせる
ㅤ開放的でスライディングしても痛くないし、可愛いマネージャーが水着になる

ㅤ読んでて一番ワクワクしたのが強烈に伸びるロングスローで攻めるチームとの試合だ

ㅤスローインにはオフサイドがないので(知らなかった)相手が強気に上がればDFはそれに応じてラインをかなり下げざるを得ない
ㅤ相手ゴールキーパーより上がるという場面もあった

ㅤなのでコーナーキックでもされるかのようにスローインに一々ビビりまくり、
(てかコーナーキックよりスローイン重視してた。
ㅤコーナーはオフサイドあるし、コースも限られる)
ㅤ相手から身体に当てられてボールを外に出さないように心掛けたり·····

ㅤスローインってこんな強かったっけ?と思う程
ㅤスローインに苦戦させられる
ぶっちゃけこれの上手い対策が分からない
ㅤなのでこれどうすんだ?と思いながら読んでた

ㅤロングスロー得意な選手が一人しかいない為、
ㅤその選手が逆サイドまで行ってスローインしようとしたら遅延行為と判定されイエローカードを喰らってしまう🟨

ㅤそこからまたカードを喰らう訳にはいかず、
ㅤロングスロー出来る範囲も限られ、
ㅤ主人公チームの強みで相手DFを破り何とか勝利という流れ

ㅤつまり試合に勝てはしたが、
対策的には何も正解を作れないまま試合終了
ㅤこれはもやもやした

学園封鎖

エブリスタ系作品
1巻は読んでた
全9巻

ㅤタイトルからしてそうだが、
ㅤ学園がテロリストに封鎖されその中で脱出を試みたりする。そのゴタゴタが9巻も続く

ㅤ表紙の鬼灯様というキャラクターに惹かれて読み進めた部分もある
ㅤ思ったりより普通だった

ㅤ特定の人間を見つける為封鎖したんだっけ

ㅤ作品はテーマっぽい『人の善悪』に一応答えを付けるが、
ㅤ登場したウイルスについてはまだこれから
ㅤというスッキリしない感じで終わる

ㅤ閉鎖空間での攻防を楽しめたかもしれない。


殺人オークション

全4巻
エブリスタ系作品
タイトルで分かる
エブリスタブームはなろうに押し負けて終了した

日替わり無料作品は、〇〇系作品が連打される傾向があるように思える

てかこれ上と同じ作者の作品であり、
更にドクムシという作品も読んだが、
3作も読んで言うのもあれだが、あまりに適当に書いてる印象

こんな感じの作品は悪く言われがちだが、良いものは良い
エブリスタ系で良かった(?)と思えるのが王様ゲームしかないけど

パワーワードタイトルは良いけど、
少なくともある程度は内容でもタイトルに負けないインパクトや面白さが必要になる
タイトルに勝たなきゃいけない。名前負けしてはいけない
エブリスタ系はほぼ全敗。中でもこの人は顕著

ㅤ殺人方法を決める闇掲示板オークションに落札する話
ㅤ最初の主人公ぽいのは大金持ちで落札してたが、
ㅤ自分より金を持つ者に『殺害方法』を落札され、それが芸術性,メッセージ性がないと怒る

ㅤ殺人とか賭博とか
ㅤ危険行為に何か意味付けするのは人の性
ㅤあと分かり難くすれば高尚だとされる
ㅤそれがこいつの言う〝芸術性とメッセージ性があるもの〟

ㅤ落札者はオークション対象者に恨みを持つ場合が多い
ㅤその場合惨い殺害方法を依頼する
ㅤ復讐シーンでは古今東西惨い殺害方法や楽に殺さなかったりする

ㅤ個人的に他人に死んでほしいと思った事はあるが、酷い目に遭ってほしいとか、痛い目見てほしいとか思ったことはない
ㅤ相手が苦しむとかどうでもいい。死ねば終わりだし
ㅤあと自分の手では殺したくないな

ㅤ最後に主人公は仇を殺すかの選択にかけられるが、やはり殺さず終了。


心の声が漏れやすいメイドさん

全9巻

ㅤTwitter漫画っぽいタイトルだなと思ったら
ㅤやっぱTwitter発の漫画だった

ㅤTwitter漫画ってこんなのばっかな印象
ㅤ面白いってより、二次創作的で気軽にRTされそうな感じ

ㅤこれ一冊、本編が140P以下で770円する
ㅤクソ高いし、中身は雑な絵と大コマばかり
ㅤこれで話が面白かったら結構悪質だが、面白さはTwitterと同じくらい

ㅤ無料で読む分にはいいけど、
ㅤ全体的にコマがデカい漫画と、手が込んでない大コマを必要以上に連発する漫画って、
ㅤ話が割と面白くても買いたくなくなる

ㅤ値段で言うと一番高いのは4コマ誌の作品だけど
ㅤ一冊100Pちょっとで、1000円近くする
ㅤ需要と供給の価格設定ということか
ㅤきらら4コマはアニメ化しても基本売れない

ㅤ話を戻すと、
ㅤ今作のエピソードはテンプレ的なものが多い
ㅤとはいえテンプレという括りの中でも、面白さや印象強さは全く違う

ㅤ今作は全体的に絵も話も適当な薄過ぎるテンプレ
ㅤ濃ければ良いわけではなく、この塩梅もいいとも言える

ㅤ毎回思うが海とか遊園地とか行く場面で
ㅤダイジェストで遊んでる数コマを映した後に

「「「あ~~楽しかった!」」」

ってやるやつ
作者の描写力の貧しさを感じる
ㅤまあそんな楽しくないのが実際のところだから、そこをぼかすのは致し方なくもある


魔法少女・オブ・ジ・エンド

全16巻
かなり前に10巻まで読んでた
これを機に最後まで読了
 

ㅤ1~5巻はパニックもので、
ㅤ6巻以降は作品のジャンルとして別物と言っていい

ㅤ先ず5巻までの感想

ㅤ今作連載時、やたらパニックものが連発されてた印象。
ㅤどれも好調な売上だったが、親和性が低いせいか一作もアニメ化される事はなかった。
ㅤ原作人気でも、アニメ化ブースト掛かるかは作風による。
ㅤ実写化はあっても良いと思うが。こういう作品こそ。

ㅤ展開が被りがちなパニックものにおいて、作品を大きく差別化する点として挙げられるのが二つ。
ㅤ一つはクリーチャーデザイン。
ㅤもう一つがパニック、デスゲーム系に一人はいるクレイジーキャラ。

ㅤクリーチャーデザインのインパクトは重要だ。
ㅤ今作の化物、もとい魔法少女は申し分なかったと言える。
ㅤ自分も上の表紙に釣られたクチだ。
ㅤあと画力も重要になってくるが、そこは微妙。

ㅤなのに大コマ連発するから水増し感たっぷり。
ハカイジュウくらい画力があればまた別だけど

ㅤパニックものとしての描写、というか魔法少女のインパクトで読ませる勢いはある。
ㅤ敵が単純にデカくて強い化物ではないので、デザインも攻撃バリエーションも豊富だ。
ㅤ強過ぎて倒せない点は同じだが。

ㅤパニックは作風がホラーかインパクトのどちらかに寄る場合が多い。
ㅤ本作は後者であり、クリーチャーが大暴れして人が死にまくるが、見た目コミカルな所為もあり陰鬱とした空気はあまりない。

ㅤそれに輪を掛けているのがクレイジーキャラである変態警察官だ。
ㅤ作品の雰囲気とマッチしてるように感じた。

ㅤやってる事あれだし、初登場時の普通にやられて退場しそうな感じも良い。
(後からその描写はフォローされたが、別にしなくてもよかったと思う)
ㅤ怒るポイントは少し違和感あったが、初めて読んだ時は圧倒された。

ㅤ以下6巻以降の感想

ㅤ途中から話の方向性が変わる事自体に賛否あるものだが、
ㅤこの作品の変化はそれ以上であり、物語が文字通りリセットされる。

ㅤ大ゴマでこれ見よがしに殺しておきながら、
ㅤ死んだキャラが平然と生き返る。しかも複数回。
ㅤここまで『あれは何だったんだ』という展開も珍しい。
ㅤ自分が途中で読むの止まってた理由もここにある。
ㅤ別物として読まないとこれが引っ掛かって読めない。

ㅤ1~5巻までの話は後の展開に絡んでくるが、殆どの尺を大コマ連発パニック描写に費やしてたので情報量は少ない。

ㅤ逆に6巻以降は情報量が多い。
ㅤ読んでて少し混乱したが、展開が進み物語の全体像が見えてくると割と理解出来た。
ㅤこういうタイプの作品は一気読みが向いてる。

ㅤ設定の奥行が浅く超現象が『そういう設定だから』だけで終わってて少し腑に落ち難く、
ㅤ非実在の超科学をサラッと達成しちゃったり、

ㅤそういう面はあるが、トンデモ設定をぶち込みまくったような展開は好き。
ㅤ寧ろやるならこれくらいやらなきゃという感じ。


千里の道も

全45巻
続編が全16巻
更なる続編が全39巻
更なる続編が全6巻
更なる続編が全28巻
計136巻

現在最初の27巻まで読了

ㅤゴルフ漫画。
ㅤまさに千里の道もという風に、話はローペースで進行する。

ㅤスポーツものはちょくちょく読んできたが、
ㅤいずれも少年スポーツであり、一銭の価値も無い全国大会優勝のトロフィーがゴール。

ㅤその心は『楽しい』か『勝ちたい』
ㅤ賞金が出る訳でもない試合に全力投球したり、汚い手段を使ってまで勝とうとする。

ㅤ本作に少年少女のプレイヤーは一切登場せず、
プロで稼ぐ(というか食う)点が当然だが重く置かれている。

ㅤスポーツの楽しさが全く分からない訳ではないが、
ㅤ稼ぐという方が目的意識や悔しさが分かり易く切実であり、共感し易い。

ㅤ楽しいとか、そんな話題は出てこない。
ㅤ少しくらいあっていいと思うが、全くない。

ㅤ主人公は最初の時点で割と強いが、
ㅤそれはアマチュアレベルの話で、同じゴルフ場のプロ(下位)には劣る。

ㅤ物語が始まってからの変化成長は微細で、
ㅤ中々プロになる事も出来ない。
ㅤプロになれない研修生の内は半分雑用扱い。
ㅤ何年も研修生のままの先輩もいる。
ㅤ裏の努力等、そういったものとも少し違うリアルな一面的に物語は進行する。

ㅤ個人スポーツなのもあり人間関係が暑苦しくなく、また全員立場が微妙であるため、
ㅤ同じ寮の人間の事でも人の心配より自分のゴルフに集中しようというメンタルだ。

ㅤ一見ややフラットな関係だが、師匠のプロが支配人に逆らいゴルフ場を追い出されると主人公も出ていく決意をしたり、
ㅤ下位プロとして燻っていた師匠は主人公達に感化され闘志を燃やす·····と熱いものもある。

ㅤ今作は主人公の成長物語でもあるが、
ㅤしかし何度も似たミスを繰り返すし、
ㅤ練習描写はあるものの具体性が低く、トライアンドエラーしてる印象は薄い。
ㅤでも回を重ねる毎に段々強くなる。

ㅤゴルフは老人も愛好家が多い、あまり激しくないスポーツ。
ㅤあるのはヒリヒリ、でなくジワジワとした緊張感。

ㅤまあゴルフ漫画でもそこは描き方次第だが、
ㅤ展開も相まってか今作の雰囲気は落ち着いている。
ㅤなので全体的に読み易い。
ㅤ他のゴルフ漫画と読み比べれば分かり易い。

ㅤ自分のゴルフ歴はクラブを少し触って、少しボールを小突いた程度。
ㅤあとゴルフゲームを少々。

つまり殆ど無知なわけだが、ルールは大体見ての通りだし、専門用語も殆どない。
ㅤなのでゴルフという存在を初めて知った人でも難なく楽しめる。
ㅤ精々少しググるくらいでOK。

ㅤ本作はピッコマで毎日6話半無料で読める。
ㅤ殆ど毎日欠かさず読んでる。

~色々読んだ総括~

ㅤ暫く漫画を読んでなかったが、
ㅤ最近はピッコマ漬けと言っていい程読んでる。
ㅤまだ途中で止まってる作品も多い。

ㅤ読む作品の傾向はあるが、偶に思わぬ作品にハマるのも面白い。
ㅤ今回紹介した中では千里の道もがそうだ。

ㅤ読めば読む程作品を激選する傾向が強くなるのだが、
ㅤそれでも今のとこ読みたい作品が際限なく増えていきどうしようという程だ。

ㅤまだまだピッコマの日替わりキャンペーンにはお世話になると思う。

ㅤそれにしても読書感想文を一文も書いてこなかったが、
ㅤ好きな本を好きに言う分には幾らでも言葉が湧くようだ。
ㅤ言語化していくと実際に思ってる以上に色々書ける。


ㅤあと俺レベ1巻買った。
ㅤ勿論全編フルカラー。
ㅤ縦読み漫画の人気作は紙書籍か電子書籍かで、普通の漫画の単行本になる場合がある。

ㅤフルカラーマンガ、フィムルコミックは紙質が厚くテカテカしてるのもあるが、
ㅤこれはモノクロの手触りに近い良い紙を使っている。

ㅤ普通の漫画の形式だと縦読みより読み易く、
ㅤ高クオリティフルカラーの豪華さが際立って見える。

ㅤ1巻はweb版の6話までしか収録されてない。
ㅤ大コマがとても多く、ページ総数は約170Pと少し少ない為だ。
ㅤその2,3倍のボリュームはあると思ってた。
ㅤこの調子だと完結まで30巻も掛かる。

ㅤ値段は約1000円。大コマ連発がなければ安いくらい。
ㅤ試し読みする限り他のカラー漫画もそんな感じ。

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