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脱Apple依存をそろそろ真面目に開始

標準メモアプリの改悪

ipadOS17になって、Apple謹製の標準メモアプリが頻繁にクラッシュしたり固まったりするようになってしまった。
この標準メモアプリ、「メモアプリ界最強」、と信じてかなり依存してきたので、データも1.5GB近くあるのだけど、こうも頻繁に操作に不都合が出るとなるとストレスがたまってしまう。

何やら内部的にはアップデートされたみたいでPDFの表示方法も変わった。これまでは添付したPDFがそのままプレビューされていたのが、Quick Viewをクリックしないといけなくなった。

標準メモの価値は、何よりも軽快さ。情報を記録したりチェックするまでのスピードにある。気軽にパッとメモを書いたりサッとチェックしたりサクッと検索出来ないと意味がない。

保存したデータも2次利用がし辛いのも欠点。Google KeepならHTMLとJSON形式のテキストデータで書き出せるのでいざというときのデータ吸い出しも安心。Appleのは汎用性が低い。

標準録音アプリの汎用性

標準の録音アプリもAndroidとGoogleドライブの組み合わせのほうがAppleのそれよりも良い。

Androidの録音アプリはステレオ録音にも対応している。保存したデータはGoogleのアカウントにログイン状態になっているブラウザならすぐにパッとアクセスすることが出来る。GoogleアカウントはYoutubeなど、常時使うサイトに紐づけされているのでとても軽快。
Appleのクラウドは常時使うサービスは少ないし、録音データにたどり着くまでのアクションがちょっとめんどくさい。そして、なにより重い。iCloudは昔から快適!と思ったことが一度もなく、どんなにマシンやネットワークが進化しようが、いつも変わらず永遠のもっさり感。

さらに、Appleのクラウドは、iPad-Windows-Linuxとクロスプラットフォームで使おうとすると全体的にちょっと使い勝手が悪い。

まあ、そんなこんなで…Appleの改悪アップデートに付き合うのにもそろそろ飽きてきた。

なので、Google に少しずつ移行することにした。メモアプリもGoogle Keepに、録音アプリもAndroidに移行しようと思う。

Googleも100%ではないが


Googleも決して100%信用出来るわけではない。サービスをいきなり打ち切る事も過去には沢山あったので、完全依存はできない。それでも自宅のLinux母艦マシンにデータを落とすのにはGoogleのほうが使い勝手が良い。
また、Googleがドライブサービスを始めた当初からのユーザーだが、過去のデータもしっかり残ってきちんとキープ出来てきており、検索性も高いので、少しずつ信用するようになってきた。

というわけで、そろそろ真面目に脱Apple依存を加速させていこうと思う。
Apple製品にはかなりのお金を使ってきた。まだまだiPadだけには惚れ込んでいるAppleユーザーなので完全離脱はしないのだけど、ぶっちゃけ、今のAppleにはかつての魅力を感じなくなっている。

高い金出して何台も買ったIPad Proも毎回最初からバッテリー持ちに不満もあり、、、Macを含めたここ数年の他の新製品は魅力を感じなくなってしまった。

あれほど愛したMacも、最近はもう使用頻度がかなり激減しており、Macでないと心底困る、というシーンもほぼなくなってしまった。自宅のメイン母艦には、これまで私がMacで求めきた「心地よさ」、Macで担ってきた部分はPop_OS! Linuxマシンでカバー出来ている。ハードウェア的にもソフトウェア的にも高いカスタマイズ性、安定動作、綺麗なフォント、好みのGUI、速い処理速度、快適なマルチウィンドウ操作。これらを実現するのはPop_OS! Linuxマシンで100%満足。たまにMacに戻るとPop_OS!で出来るそれらのパッパッとしたウィンドウやファイル操作が出来ない事を思い出してイライラするようにもなった。

これは単に慣れの問題ではないのですよね。だって、Pop_OS!よりも遥かに長い長い年月、Macを使って来ているわけですから。慣れと言うならMacに戻ったときに
「あーこれこれ!」
「やっぱMacだよなぁ〜」
「うーんやっぱAppleのエコシステム最高〜」
とならないとおかしいでしょう。

全くならんもんね。

いやホントに。

「一体どうした、俺?」と、自分に失望するくらいに。

Apple依存完全終了の日は来るか

Linuxで出来ない部分、Linuxにはないアプリや仕事や他人との関わりにはWindowsマシンが一台あれば困る事はない。

ノートPCで担っていたエリアはすべてiPadでカバーするようになった。ネット常時接続が標準で「いつでもどこでも」のモバイル性はもうだいぶ前からノートPCのはるか前を進んでいる。タブレットこそモバイルコンピューティングの未来。

MacBookはデスクトップPCのアプリと性能を持ち歩きたい人向けの製品であり、私はそのターゲット層からは外れる。ノートPCで3Dモデリングをしようとすると、結局外部ディスプレイを繋ぎ、ペンタブを繋ぎ、マウスを繋ぎ・・・となる。ならパーツアップグレード出来て安く高い性能が組めるデスクトップPCでいいじゃん、となる。
そういう点でMacのノートも選択肢の少ないデスクトップマシンもすっかり魅力を失ってしまい、買う未来が見えない。

なので、もういいかな、と。

来るべき「AndroidタブレットがiPadの追いつく日」に備え、iPad以外は脱Apple依存していこうと思ってます。

ではまた。

(余談)
このnoteも、Pixel 8とGoogle Keepのメモ連携で書きました。Pixel8にしてサービスをGoogle寄りにしてからスマホでもnote書く頻度とスピードが上がった感があります。

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