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「薄いのに濃い」本ってあるよね

世の中には「薄いのに濃い」本ってのがある。
薄いと濃いは対義語なので矛盾しているだが、薄いにはもう一つ、厚いという対義語があるよね、という話だ。
そんな本を今日は3冊ほど紹介する。
まずはハイディ・グラント・ハルバーソン著『やる気が上がる8つのスイッチ』から。

「8つのスイッチ」とはいうものの、人間を8つのタイプに分けて、それぞれのタイプに合わせたやる気スイッチを教えてくれる本である。
まずは自分のタイプがどれか、どうすればモチベーションが上がって維持できるのかを知るだけでもとても役立つし自分を俯瞰する助けになる。
次にご紹介するのは同じ著者の『やり抜く人の9つの習慣』。

この本には最強の習慣化テクニックである『if-thenプランニング』を始め、立てた目標を達成するためのテクニックがたくさん紹介されている。
『if-thenプランニング』を知らない人はそれを知るだけでも値段分以上の価値があるだろう。
この著者、ハイディ・グラント・ハルバーソンの本には、これらほど薄くないものの他にも実践的な内容が分かりやすくまとめられているものがあるので是非チェックしてみてほしい。
そして最後はジェームス・W・ヤング著『アイデアの作り方』だ。

薄さで言えばこれがダントツ。
そもそも1ページあたりの文字数も少ないのに、本文に相当するのは50ページ程度。どれだけじっくり読んでも1時間くらいあれば読めるだろう。
タイトル通り、何かに煮詰まっているような時に読むのがおすすめ。
きっと心が軽くなるはず。
かといってその場しのぎではなく、問題の解決にもつながると思う。

これらの本に共通しているのは、とにかく薄くて気軽に読めるのに内容は濃くて実践的なので、まずは何か小さなことから実践しつつ、繰り返し読むのが効果的。
小さなステップでもバタフライ・エフェクトで人生に大きな変化があるはず。