珈琲豆の硬さ ~硬い豆・柔らかい豆~
こんにちは!
自家焙煎の珈琲豆を販売している「ひっそりコーヒー」です!
先日、お客様から豆の硬さについてお問い合わせがありました。
SNSでもあまり触れて来なかったですが、焙煎前の豆は物によって硬さが異なりますが、焙煎によっても硬さが変化します。硬さについて、ざっと説明していきます!
■焙煎豆の硬さ
焙煎前の豆(生豆)は内部に水分を持っています。
浅煎りの場合、豆内部の水分が抜けきれずに多く残った状態になっている為、密度が高く豆は硬いです。
一方、深煎りにすると、浅煎りよりも長い時間焙煎して豆内部の水分がほぼ抜けている為、密度が低く、柔らかくなっていきます。
手動のミルだと分かりやすいですが、浅煎りでは挽く時に手応えを感じますが、深煎りだと軽い力でも豆が挽きやすくなっています。
■生豆の硬さ
また、豆の硬さは生豆の育った環境や、生豆を取り出す際の処理(生産処理)によっても変わってきます。
標高で言うと、高地は寒暖差が激しいため、成長が遅くなります。それにより、豆が引き締まり、密度が高くなります。
低地で育った豆はその逆で、密度が低くなる傾向があります。
同じ品種でも標高の差によって、硬さは変わっていきます。
メキシコやグアテマラなどでは、標高によって豆のグレードを分けています。
標高が高いほど、グレードが高いのは、高標高の豆は密度が高くなる過程で、糖分を貯め込むので、上質な甘味と酸味を含んだコーヒーになるからなんです。
焙煎前の状態だと固い豆の方が「上質な豆」という傾向が高く、スペシャルティと呼ばれる、高品質の豆は硬い物が多いです。
皆様もご自宅で豆を挽く際に、思い出しながら挽くとより面白く感じてもらえるかもしれません🤭
長文失礼しました🙇♀️💦
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