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それでも音楽があるなら

今年の10月や昨年末と続けて酷い駄文を載せてしまった。音楽を作る事に対する疲れが溜まってか、上手くいかない己の都合で、色んな物事に対して恨みつらみを並べてしまったと思う。全くもって愚かだった。

音楽なんて、やめたくなったらやめれば良いし、続けたければ続ければ良い。ただそれだけの事なのに妙に今年(2021年)は焦っていた。


今年の終わりにかけて、続けざまに3つ程ミュージック・ビデオを発表した。全部、自分の携帯電話で撮影したものだ。(録音はパソコンで行っている。)


評価やYouTubeの再生回数はそんなに多かった訳では無いけど、近しい方から、とても嬉しいコメントを頂いたりした。とても、嬉しかったと同時に、大きな自信につながった。

こう書いても伝わらないかも知れないが、昨年末から今年の終わりにかけて、僕の意識は全く変わった。「たとえ今作れていなくても、そのうち良いアイディアを思いつく。」そう思える様になったのは今年の大きな"成果"だったように思う。

そこまで思える様になったのは、やはり作って作って作りまくったからだと思う。そして、出来上がったものが、自分の中で"前進"したと思えるようになった事が一番良かった。こうして作り続けているうちに、昔の音楽仲間から、編曲のアドバイスを受けたりした事もあってか、飛躍的に作品を仕上げる力が上がっていった。後半の曲には殆ど、自分が見様見真似で弾いた"鍵盤楽器"が入っており、音の少ない"ブレイク"が設けてある。初めて、ピアノを"弦打楽器"として意識する様になり、オルガンの弾き方を意識的にコントロールしようとした。まだまだの腕前なので、この先の課題としたい。


話は逸れるが、僕は絵を描く事が好きで、音楽と同時並行で続けている。どっちに才能があるかなんて分からないし、ましてや他の事に向いてる可能性だって無くもない。けど、今は手をつけられるところから一歩ずつ進めている。

そんな自分に些か疑問を感じ、時に語学や簿記の本を読んだりしている。それはどこかで役に立つことかも知れないし、悪いことではないと思う。

やるからには全部本気でやれば良いと思う。自分なりに、時には他人の意見も聞いて、必死に全力で。それはどこに居たって同じ事だと思う。この扉の先に何が待っているのかわからないが、また来年もマラソンの様に走り続けようと思う。

「絶対売れるものが作れた。」という風には、まだまだ思えない。けれども、「やってて良かった。」と思えたら、人はまた歩を進められるんじゃないだろうか。

今年関わってくれた方々、遠くから見守ってくれた方々に感謝して、また来年からも頑張っていこうと思う。このコロナ禍と向き合いながら。

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