焦らず行こう。気長に行こう。
芸術や美術、音楽などの表現活動には思ったより"時間"や"お金"がかかる。確かに一夜にして有名になる人もいるが、一発当てて終わりという風にはまずいかない。それこそその分野ごとに血の滲むような努力があって初めて見える物や嗅ぎ分けられる力のようなものがある。だから若くして有名にならなくたって決して今までが無駄になるわけではない。いつか必ず役に立つ。
むしろ地道に続けていた方が良いケースだってある。表現活動は一生ものの仕事だ。
こんな風に自分に言い聞かせている。なぜかと言えば、僕はまだ、というかいつだって音楽が大好きだからだ。
今日だってずっと音楽を聴いていた。何も聞きたくなくなっても、いつの間にか心の中のdjが何かを鳴らしてくれる。そんな時を待ちながら日々を重ねている。
何故こんなことを書いたかというと、最近、というか昔っから"才能"や"周りの評価"を気にしがちな人が多い気がしたからだ。生まれ持った"センス"や"技術"は存在するとしても努力は絶対自分から取りにいかなきゃ手に入らない。むしろそこに辿り着く自分の歴史そのものが、本当の意味での"才能"なんじゃないか。
長く続けていると、"自分はもっと評価されても良い"と思いがちだけどそれは甘えだと最近は思うようになった。何故かって、聴いてる人が退屈してるのに評価されてもかえって虚しくなると思ったからだ。本当に驚いてもらえるくらいまで作り続ければ良い。そんな事を思った。
長文お付き合い下さり、ありがとう。いつの日か皆んなの思い描いた夢が叶う日まで。