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匿名で誹謗中傷=時代遅れ。


匿名は匿名でなくなった。

投稿やアカウントを削除したとしても、証拠は消えない。サイトの管理者のサーバーに記録され、投稿した内容を他人がキャプチャやスクショで撮影していたりする場合があるからだ。
つまり、投稿した誹謗中傷の内容はデジタルタトゥーとして残る。

その罪状

名誉毀損罪

誹謗中傷は、名誉毀損罪の該当。刑法第230条には、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず3年以下の懲役もしくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければならない」

侮辱罪

刑法231条では、「事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。」


脅迫罪

刑法222条では、「生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。」

批判は大事。問題は伝え方。



ではその伝え方をどのように行うか。私としては、

①怒り発信をする前に、怒りの前にある感情を表現。

→このバカ野郎というより、◯◯に期待していたのに残念な気持ちになった。◯◯を思うと悲しみを覚えた。の方が当事者は悪いことをしたなと反省しないだろうか

②人格や原因を責めずに、行動の予防策に焦点を。


→◯◯をするなんて人として間違っている。というより、あの行動はどうやったら今後防げるか。の方が当事者は考えないだろうか

③礼儀を忘れない言葉遣いと、指示ではない提案


→ファンに謝罪しろ!よりもファンの中には、深く悲しむ方もおりますので、その方々に対しては説明が必要なのではないでしょうか。の方がグッと来ないだろうか

時代遅れだと気づこう

匿名は匿名でなくなり、令和1年インターネット上人権侵犯事件は1985件と過去2番目に多い件数が事件として扱われている。
つまり、誹謗中傷の輪の中に入るだけで、訴えられる可能性があるクソゲーだということだ。宝くじとは別のドキドキ感。逮捕されるまでがプレイですってバカ、ドMかな。
現代は令和であり、CDからデジタルで音楽を聴き、川からボタン1つで洗濯できる時代だ。
時代を感じるアンテナ、更新してこ。

参考にしたPDF:SNS上での誹謗中傷への対策に関する取組の大枠について

2020年7月総務省 総合通信基盤局

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