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リーダー業務は楽しい

リーダー業務が楽しい

常勤で働いていると、月に数度リーダー業務が回ってくる。このリーダー業務は頭の回転率を2~3倍高めてとにかく患者の情報を医師なのか薬剤師なのかリハビリなのかレントゲン技師なのか介護士なのか橋渡しする役目と薬剤や点滴の管理と準備と、複数の業務を同時に行うものだ。
私は忙しいと燃えるタイプの人なようで、この複数の業務をこなす自分、やるときはやれるんだぞっと自己肯定感を強くなるのを感じる。今日は気になる患者がいたので振り替える。

・昨日から軽い腹痛がある女性、今朝食後から腹痛が(1~10のうち)8まで増強する。
→食事は全量摂取、排便は毎日あり、体温37.8度でその他バイタルサイン著変なしと報告を受ける。
【対応】
患者のもとへ行き、腸蠕動亢進、上腹部~右側腹部にかけての痛みが特に強いが全体的に痛い、何も食べたくないと言う。胆石の既往あり、医師へ報告。
腹部CT施行にて胆石はないが胆嚢炎所見あり。明日朝一採血、本日は禁食、点滴加療、抗生剤と鎮痛薬となる。

その後家族と本人へ説明し、夕方には疼痛は軽減し、笑顔が見られた。

正直言うと、私自身はすぐに胆嚢炎を疑ってはいなかったが、なんとなく緊急性を要すると思ったから医師へ報告した。
リーダー業務をやっていて楽しいと思えるのは、専門の人に頼れる環境があるからなんだと思う。
持ちつ持たれつ、横の関係、対等であることを認識できる人たちがいてとても心強いと感じるが、まだまだ臨床知識を底上げしないとなと課題を見つけるそんな楽しい日。

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