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思い出した過去の苦労から生まれたオウンドメディア「Hisholio」。誕生秘話と二年続けて分かってきたこと

「秘書業務に関することって、どこで調べられるんだ!?」
忘れもしない2012年の10月、秘書になったばかりの私はこの疑問を胸に必死に検索を続けていました。どんなに調べても出てこない……!

秘書になる以前、営業や人事に関わってきた自分としては、ネットで業務のことを調べられない職種が存在するなんて!と本当にびっくりしました。
やっと検索できたとしても、ふわっとした回答や意見ばかりで「正解」が見つけられない。「で!結局どっちなの!」とモニターに向かって問い詰める日々。この気持ち悪さが後に「Hisholio」誕生に大きく影響するのです。

そして時は過ぎ…

手探りでミスを繰り返しながら、なんとか業務をこなし秘書という職業に慣れてくると、これはもうなんと奥行きのある面白い仕事なんだ!とすっかり魅了されてしまいました。
毎日が変化の連続の企業経営を、砂被り席で見られるなんて!もう面白くて面白くて、飽きることなく毎日がすごいスピードで過ぎていきました。

会社を退職した後、業務上たくさんの秘書さんとお会いする機会をいただきました。お話をしていく中で「あれ……秘書さんが抱えている不安や悩みって、業種や年齢が違っても共通してることが多いな」ということに気が付きました。そして「業務上どうしたらよいか分からなくなった時、だれにも聞けない」という声も。

思い出した過去の苦労から「Hisholio」誕生へ

そうだった、そうだった!秘書時代の私もそうだった!
ネットで検索しても調べられず、社内に秘書は私だけ。どうしていいのか分からなくて途方に暮れたんだった!と過去の記憶がよみがえってきたのです。

ないなら作ろう!と「Hisholio」のアイディアを思いついたのが2018年の年末。
今まで「オウンドメディア」などというものに触れたこともなかった私でしたが、友人のご紹介で広島に住むデザイナーさんを紹介してもらい、力強いパートナーに!彼女のお蔭で2019年1月31日に「Hisholio」はこの世に生を受けたのでした。

誕生後から変化を繰り返し……

メディアとして誕生した「Hisholio」はヨチヨチと歩き始めました。
立ち上げ当初から、掲載する記事はすべて「秘書経験者」に書いてもらいたい!と決めていました。ライティングの経験はなくても秘書として勤務してきたのであれば、そこにはきっとネタがたくさんあるはず!「実話(なるべく失敗談)を書いてください!」とお願いして、リアルな声を記事にしていきました。

立ち上げから1年を過ぎたころには記事数、読者数も増え、メディアとしてなんとか形を成してきました。

そして、これから

「Hisholio」を育てていく中で、秘書業務の知識や知恵を発信することはできつつあると感じています。
一方で「Hisholio」立ち上げの頃に感じていた「秘書さんたちの悩みや不安」の解消にはどれだけ力になれたのだろう?と振り返ると、そこはまだまだこれからです。

「Hisholio」を通して、どっちに行こうかと道に迷っている秘書さんたちに新しい選択肢や可能性を提示できたり、そこへたどり着くための手段をご提案できたら、と思っています。
世の中にはいろいろな秘書さんがいます!どんどんご紹介して、世の中の秘書さんの視野や視界が広がっていくきっかけになれば幸いです。
今後の「Hisholio」にぜひご期待ください!

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