娘コン10:もしもデジタルマーケティングコンサルの父が受験生の娘をマーケティングしてみたら(10)

ある程度「品質の高まった商品」を売れるようにするのがコンサルの腕の見せ所です。
つまり、基礎学力のついてきた受験生の得点力をアップさせ、合格に導く作戦を考えます。

前回、企業=受験生、商品=学力、市場=受験、LP=得点力、集客=得点、目標達成=合格、だと言いました。
今回はその市場とLP、受験と得点力について考えます。
受験における市場とは、各志望校が求める合格に必要な得点です。(受験市場のことではありません)
受験生という企業」が提供する「テストの点数という商品」を「消費者である大学」が受け入れられるかということです。
ちょっとややこしいので、ふつうに受験の話で進めます。

私の娘の志望校は、地元の国立大。予備校が発表している合格目標点でいくと、共通テスト8割、二次試験6割5分となっています。
私としては、今回初めて施行される共通テストで8割取るのは至難の業だと思っています。過去問での傾向と対策が難しいので、作戦が限られるからです。
そこで、一次が無理ならと二次試験の過去問を15年分ほど目を通してみました。
すると、難しいと言われる二次試験ですが、東大や早稲田などと違って、平易な問題が数多く出題されていることに気が付きました。
これなら、うまくやれば、予備校で出されていた合格目標点に届くかもしれない。早速作戦を練ってみました。
一次と二次の配点比率は4:6で、二次試験は3教科です。
二次試験対策がきっちりできて7割の得点ができれば、一次の同教科は8割取れると見込めます。
そうすると、苦手科目で6割を切ったとしても、一次のトータルで7割は得点できます。
仮に一次と二次の合計が1000点だとして、予備校の方式だと、共通テスト320点、二次試験390点の合計710点
私の作戦だと、共通テスト280点、二次試験420点の合計700点となります。つまり、10点足りずに不合格。。
このことから、一次試験でいかに苦手科目で得点し、得意科目で点数を上積みできるかがカギになりそうです。
今から目標をきっちりと定め、具体的な行動に移す必要がありますので、
目標の得点比率は、
共通テスト7.3割:得意科目(英語、国語、社会)8割、苦手科目(数学、理科)6割、二次試験7割(英語、国語、社会)
とします。
現在の得点力は得意科目5~6割、苦手科目1~4割といまだに散々たる結果ですが、
この目標なら、現在の学力から程遠い得点ではない(と思っています)。

少し長くなってしまったので、LP=得点力については次回に続きます。

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