コロナや不景気にも業績が傾かない、プラント施工会社・柳井工業の強み
コロナウイルスの拡大により、おおくの会社が打撃を受けています。
そんな昨今でも、プラント業界の強みである”不動さ”の助けもあり、柳井工業はそこまで大きな打撃はくらいませんでした。
今回だけではなく、2008年に起こったリーマンショックでも”安定した経営”を保てていました。
そこできょうは、「柳井工業が不景気でも強い理由」を常務・柳井に聞いてきました。弊社の強みを感じてもらえたらうれしいです。
柳井工業が不景気でも強い理由には、”プラントを止めてはいけない”にあった
━━コロナウイルスにより、多くの企業が打撃を受けていますよね…。正直、柳井工業にも売上の激減などの影響はありますか?
柳井:大変な世の中になりましたね。実は、そこまで打撃を受けていません。
仕事が減ることもありませんし、不思議なことに、売上は前年よりもあがりました。業務への支障もほぼありません。
コロナは弊社にとって、そこまで大きなリスクではないんです。
“リスクがほとんどない理由”はいくつかあります。
まずは弊社が大分を中心とする地方を拠点にしているので、現状(2020/4/3 現在)、感染確率が都内よりも低いのです。
そもそも、プラントを止めることはできません。
━━止めることができない、ですか…?
柳井工業は、”生活必需品”と深く関わっているプラントを担当することがおおく、仕事がなくなる心配はいまのところありません。
コロナだけではなく、リーマンショック時も支障がほぼありませんでした。
コロナウイルスでも影響が全くない”生活必需品との関わり”
━━柳井工業では、”コロナによる影響”が少ないとのことですが、なぜですか?
柳井:やはり「生活必需品と密に関わっている」ことが1番大きいですね。今需要が高い”マスク”や”アルコール消毒液”の製造過程では、プラントと密に関わっています。
例えば、マスクの素材を作る時に”化学反応”が起こす必要がありますが、プラントが”化学反応を起こす役割”を担っているのです。
ーーなるほど…!プラントがないと今必要とされている”マスク”や”アルコール消毒液”が作れないんですね。
柳井:そうなんです。先ほど「コロナの影響により売上は上がった」とお伝えしたのも、これが大きな理由です。
また、柳井工業が”回転機のプロ”として自負しています。回転機は”プラントの心臓”みたいなもので、プラントを動かし続けるのに欠かせない役目。
なので、どんな不景気でも、仕事がなくなることはないんです。
リーマンショック時も安定的な経営ができた、”信頼”と”実績”
ーー先ほど「リーマンショックでも支障がほとんどなかった」とのことでしたが、もう少し詳しくお聞きしたいです。
柳井:私は柳井工業に入社する前は、野村証券で営業を勤めていました。柳井工業は私の父が創業した会社で、客観的に見るために、証券マン視点で柳井工業の実績を見ていたんです。
リーマンショック時、多くのプラント企業が倒産していましたが、柳井工業の実績だけは右肩上がり。
多くの理由が考えられますが、やはり回転機に強いことや、すでに実績もあったことが大きかったのかなと感じています。
ーー実績と信頼の賜物ですね。
柳井:そう言っていただけてうれしいです。また、プラント業界全体で言えますが、予め”長期計画”を立てています。
2020年には2022年の計画書をお客様が作成していて、そこで契約も交わします。
プラントは動かし続けないと商品生産がストップになるので、この契約が破棄になることはほぼないです。少なくとも柳井工業では、過去に破棄になったことはありません。
そのため、不景気でも支障がほとんどありませんでした。この点は柳井工業の大きな強みですね。
追記(2020/12/13):新型コロナウイルスの影響が少しずつ出始めました
こちらの記事を執筆して半年が経ちました。現状も少しずつ変わり、プラント業界にも新型コロナウイルスの影響がでています。
詳細は以下の記事でご覧ください。柳井工業の方針なども綴っています。
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編集協力/ヌイ(@nui_nounai)
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