普通のサラリーマンがオタクを目指して頑張る(?)日記(32日目)※夏休み明けに雰囲気変わったねみたいな感じ※

こんばんは。

今日はいつもよりちょっと早いのですが、スキマ時間ができたので、この時間に書いています。

もう7巻は個人的な感情が揺れ動きまくりだったので、早速感想文書いていきます。

※以下ネタバレ注意です※


それではいつもの3分割要約をしたい

のですが、この巻はちょっとこれまでの巻とはテイストが違って、色々なところに色々な要素が散りばめられていて、急に濃厚な話が多かったような気がするのでやめておきます。

それよりも率直な僕の感想や気持ちを書き残しておきます。

この本を読み終えて最初に出てきた感想は

理科かっけぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

でした。

鈍感野郎小鷹にあそこまで核心をついたことが言えるのは、理科しかいないと心から思います。

思えば、主人公のことを好いて(?)いながらもなんとなく立ち位置がふわふわしていた感じがする理科がここに来てカッコよく見えてきてしまって、一気に好きになりました(変態だけど)

ビジュアルはともかくとして、内面では間違いなく作中一番に躍り出た感覚があります。


次に出てきた感想は

気づいてたのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

でした。

小鷹のことをただの鈍感野郎と思っていたのですが、そんなことなかったですね。

飄々としたツッコミ系主人公かと思って、ずっとあまり好きではなかったのですが、小鷹には小鷹なりの理由(他の隣人部メンバーも同様の思いなのだと思いますが)があって、一歩踏み出すのが怖い、隣人部メンバー=親友と認めてしまうのが怖いという気持ちがあったんですね。

一気に小鷹にも親近感がわいて来ました。

それまでは、友達がいない以外は平均よりも高スペックなくせに何もわかっていないいけ好かない野郎だと思っていたので笑

他にも星奈さんも実は小鷹と幼馴染(それどころか許嫁)だったりとか、新キャラが出てきたりとかありましたが、正直そんなことも吹っ飛ぶくらいの衝撃が上で挙げた二つの感想でした。


この物語を読み始めるまで(正確には1巻の最初を読んだくらいの時)は「あー学園ハーレムものだし、かわいい女の子たちがわちゃわちゃやってんの見るの楽しー」とかその程度のテンションで入りましたが、6巻くらいから一気にテイストが変わった気がしています。

重松清が普通のどこにでもいそうな青少年の心の機微を書いた作品を書いているのであれば、この作品はハーレムという特殊な環境下に置いて、ひとりの青年がどのように青春を過ごし、どのような結論に至るのかということを第三者目線で覗くことができる、極めて稀でかつ良質な作品だと思っています。

特に平易な文章で書いてあるからこそ、読み手の心に訴えかけるものも強く、時折ギャグパートが入る分、より読みやすい作品に仕上がっており、18禁的な部分を除けば、推薦図書になってもおかしくないですね。

大げさではなくそう思います。

なんか壮大な感じになってしまいましたが、あまりにも風呂敷を広げ過ぎても今後の感想文執筆に影響が出そうなので笑今日はこの辺で。

ちなみに手に入れられてなかった10巻と11巻はkindleで買うことにしました。(プライドもくそもないですね笑)



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