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普通のサラリーマンがオタクを目指して頑張る(?)日記(28日目)※「少し」で輝くものもある※

こんばんは。

今日のタイトルは我ながら詩的で良い出来です笑

僕がはがない4巻を読んでいて感じたことですね。

何故そう思ったのか?

いつものように感想文を書き残しておこうと思います。

※以下ネタバレ注意※


毎度のごとく、4巻の内容をおおまかに分けると以下のような感じかなと。

①前巻で夜空=ソラだとわかった後の続き。

②夏休み後~期末テスト終了後までのドタバタかわいい劇。

③初登場(だよね?)の小鷹の父とのTEL


①は何ともセンチメンタルな展開でした。

10年前は「友達」だったから、あだ名同士で呼び合っていた二人が、時を経た今は友達ではないので(誰からどう見ても親友クラスの仲だと思いますが、本人たちの中では違うのですね)これまで通り名前で呼び合う…

なんだか一人でめっちゃ感傷的になって、特に夜空が「これまで通り名前で呼んでくれ」みたいなことを言ったシーンでは思わず鳥肌が立ちましたね。

時を経たからそうなったのか、それとも思春期の男女だからそうさせてしまうのか…今後の物語で何か掴めることを期待します。


②はこれまたいつも通りですね。個人的には星奈さんが大活躍する王様ゲーム会が好きで、相変わらずニヤニヤしました。

序盤のセンチメンタルな展開から、夜空の髪の毛が短いことを皮切りに日常シーンに移っていくという流れは秀逸なものを感じましたね。

旅行から家に帰ってきたときの安心感みたいなものがありました。


③は本当に少しだけのシーンで、ページ数で言うと数ページだと思うのですが、星奈さんファンの僕にとっては聞き捨てならないセリフがありましたね。絶対に小鷹みたいな、かわいい女友達がいっぱいいるのに、(しかも恐らく何人かからは男女的な好意を寄せられているのに)その幸せに気付かない鈍感男と結婚なんかしてほしくありません笑

今後もお父さんが色々な勘違いで、物語にスパイスを与えてくれるのではないかと予感させるシーンでした。


さて、ここでタイトルの、「少し」で輝くものもある、ということについてですが、まさにはがない一冊分を読んだときに感じることなのです。

この物語は、話が大きく展開するようなシリアスシーンとでも呼ぶべき場面と、隣人部の面々が、いつかリア充になったときの予行演習として色々な行事を楽しむかわいい場面の二つで構成されています。


ですが、読んでみればわかる通り、1冊に収められている大半はかわいい場面の方で、物語の大きな展開が見たい僕みたいな人にとってはちょっともどかしいんじゃないかと思うのです。


ただ、多分ですけど、前にもちらっと書いた通りこれ以上シリアスシーンがあってもくどくなるんでしょうね。

その意味で、シリアスシーンが少しというのはものすごく絶妙なバランスだなと思っていて、「少し」でも輝くものがある、としたのです。

小さいころに塩辛が大好きだった僕が、母に「こういうのは少しづつ食べるからおいしいの!」と怒られ、我慢できなかった僕が夜中にキッチンに侵入して目一杯塩辛を食べたら気持ち悪くなって吐いたというエピソードと同じような雰囲気を感じます。

(異論は認めます。あくまで個人の感想です笑)


今日はこんなところで。


昨日あまり書けなかった分、ちょい長でしたね。

これもはがないの面白さのせいですね。

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