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#42損して「徳」を取って「得」を取る

おはようございます。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。

商品開発講座の課題提出、大詰めです。
ゴールが見えてきました。
A4Wordファイル25枚・・・
写真とかもいっぱい貼ってあるけど。

今回もその中から、引用して紹介したいと思います。

よろしくお願いします。


きっかけはお客さまからの要望問い合わせ

あるお客さまが仏像を探されているとのことで、問い合わせがありました。
色々探して、要望を整理して突き合わせたところ、

すでに出来上がった仏像の販売をしている京都の販売店の仏像を紹介すること

が最適解という自分なりの結論に至りました。

しかし、その販売店は卸売をしていませんでした。
久柳が間に入って利潤を得ることができない状況です。

それも承知の上で、顧客にとっての最善の選択だったので、
その旨伝え、販売店展示場にも同行しました。

お客さまはほかのところにも声がけをしていたようでした

安い買い物でないから当然のことです。

お客さまは別の仏具店にも問い合わせをしていたようでした。

その仏具店から勧められた仏像は、写真と見積で案内があったようなのですが、私が同行して、進めた仏像とたまたま同じものでした。

あとから分かったのですが、
全く同じ販売店の、同じ仏像を紹介したようでした。

問題は価格です。
 
私は間に入って鞘を抜くことをしなかったため、(そもそも卸売りはしていなかったですし)
直接、仏像販売店からお客さまに販売する価格(例えば100万円とします)でご案内をしました。

一方、別の仏具店は、同じものであるにも関わらず、販売店に案内することもなく、写真だけを提示し、
120万の見積を提示していたようでした(これも例えばの、金額です)。

久柳には何が残った?

私は仏像の販売で利益を得ることはできませんでしたが、
信頼を得ることができました。
それまでも、取引がありましたが、より強固な関係性になったと感じています。
仏像自体ではなく、それに付随する、他のご注文を色々といただくことができましたし、

「損して得(徳?)取れ」の分かりやすいエピソードですね。
自分で「徳」というのはおこがましいですが・・・

経営理念の中に
「誠意を持って正しい行いをする」
というものがあります。

それを実践してよかったです。


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