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ごめんなさい

自分が「ごめんなさい」の一言を言わないできていた、ということに、きのう初めて気づいた。高齢の今になってやっと気づいた。
自分は幼いころから、「ごめんなさい」を言う代わりに弁明をしてきていた。それをもって、「ごめんなさい」の代わりにしてきていた。自分が弁明をしたのは、「ごめんなさい」を言う必要が無いという理由を相手に伝えることだったように思う。その結果、最後まで、「ごめんなさい」の一言を言わないで終わってきたように思う。そのからくりに、今やっと気づいた。
「ごめんなさい」を言いすぎるのは良くないかもれないが、言わないのはもっと良くない気がする。
その、もっと良くないことを、自分はずうっとやり続けてきていた。
今自分はこれを、自分自身に対して、自分がしてきたことを思って怖くなりながら書いている。

ごめんなさい。

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