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思い込みは最大の敵

"ミーティングをセットするときは目的と主題を明確にしなさい"

これは私が社会に出てから20数年、上司や周囲の同僚から口酸っぱく言われてきたことです。

当たり前のことですが、中々できないことですよね。


先日同席したミーティングでこんなことがありました。

事前にSlackで関係者とやり取りする中で、いまいちミーティングの目的と主題を理解できていませんでした。

理解していないにも関わらず、Slackで確認することを怠って、自分の中で"こんな趣旨でこんなことを議論するのかな"と決めつけていました。

いざミーティングが始まると、冒頭の5分全員無言。。。


Aさん:山口さんお願いします!

私:いや、何をですか?

Aさん:だからレクチャーを。。。

私:いや、そんなつもりありません。Aさんからプレゼンとデモがあると思っていました。

Aさん:えー!事前に伝えていたのですが。。。


事前の準備も含めると、トータル2時間程度はこのミーティングに費やしたのではないでしょうか。時間と脳のリソースの無駄ですね。

時間と脳のリソースの無駄だけでなく、この2時間の機会損失も考えるとロスは甚大です。2度と繰り返したくないですね。

頭ではわかっているけど、何故何度も同じことを繰り返すのかなぁ。


理由の1つに、日本人のハイコンテクスト文化にあるのではと思っています。

日本人は欧米人と違い、場の空気や人の関係を重視する傾向があり、明確に言葉として書いたり発したりせず、暗黙の了解で何かを進めるようです。

私も純日本人で日本国内でしか業務経験が無いため、根強いハイコンテクスト文化を持っています。

今回のミーティングでの出来事はこのハイコンテクスト文化が大きな理由かもしれません。


どんなに些細なことでも、"あれ、おかしいな?"と感じたら、ハイコンテクスト文化であることは理解しつつも、明確に言葉で確認すべきですね。




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