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プレゼンやデモはシンプルに

先日社内でFIDOに関するプレゼン・デモを行う機会があり、過去に何度か読んだことがるこちらの本を改めて読んでみて準備していました。この記事はプレゼンやデモのコンテンツを検討する際に私なりに意識しているポイントをまとめています。


ゴールを決める

聴講者と自分の持ち時間がわかったら、持ち時間内で達成できるゴールを決めます。私の場合は30分で聴講者が社内のSales Engineerが中心だったため、FIDOの基礎をスッキリ把握してもらって、自身が担当しているお客様と"FIDOにまつわる課題(Password認証等)を積極的にヒアリングしよう"と感じてもらうことをゴールに決めました。


Why? -> What? -> How?の順序で

プレゼンテーションの順序は1. Why? -> 2. What? -> 3. How? を心掛けています。私の場合は、先ず何故FIDOが誕生したのか?現状の認証にどんな課題があるのか?、次にFIDOとは何なのか?、最後にどうやって認証を実現するのか?を各々1Slideでまとめました。以下は実際に使ったSlideのOutlineです。

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質問には端的に答える

Yes/Noで聞かれたら先ずYes/Noのどちらかで答えて後から理由を説明する、個人の考えであればそのように前置きしたうえで答える、わからなければわからないと言ってその場にいる他の出席者に意見を求めるようにしています。私も過去に経験がありますが、聞かれた質問の答えをその場で持っていないのに、何となく"xxです"と答えてしまって、質問者やその場の他の聴講者からツッコミを受けてしまうことがあるかと思います。これは絶対に避けるべきですね。



最後までお付き合い頂きありがとうございます。数年前まで所属していた企業(Proffesional Firm)で新規ITサービス事業の立ち上げを担当していた際、プレゼンテーションのコンテンツについて当時の上長から、説明がわからない、ストーリーラインがぶれてる、といつも指摘を受けていました。今振り返ると当時は難しく考え過ぎてスタックしていたと感じています。"空・雨・傘"のように、意味さえつながっていればどんな内容でもロジカルなのでシンプルに考えるべきですね。

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