ビジネスにおいて違和感ほど大事なものはない件について
おはようございます。
GWも終わり、今日は金曜日。華金ですね(古)
今回も振り返りシリーズ。過去の反省点や課題を言語化していくスタイルでお届けします。
いつも通り好き勝手しゃべっていきますが、最後までお読みいただければ幸いです。
ビジネスにおける違和感
ビジネスにおける違和感、簡単に言えば「あれ?おかしくね」といった直感的なイメージ相違かと思います。
例えば、自分が現実をもとにイメージしているものと、相手が現実をもとにイメージをしているものに相違があれば、必ず言語化・具体化した際に差異ができます。
そのとき、「あれ?俺らが想像しているイメージと、相手が想像しているイメージが違うな」となるわけです。
ビジネスでよくある違和感とは、まさにそんなイメージです。
違和感にも、メリットとデメリットがある
では、違和感を感じたらすべてネガティブ(デメリットが強い)なのでしょうか?そうではないと思います。
当然、ポジティブに働く違和感もあります。
例えば、料理のレシピアレンジです。
最近、韓国のりごはんにはまっているのですが、定番のアレンジといえば、たまごかけ+韓国のり+ごはんだったりします。
最近、ポン酢+塩だれ+韓国のりという組み合わせをやってみたのですが、いい意味で違和感がありました。
いわゆる「いい意味で期待を裏切られた」ケースですね。
上記のケースは、当然メリットがある違和感です。
逆のケースは、悪い意味で期待を裏切られたり、その違和感が自分(や組織)にとってマイナスに働くイメージです。
極端な例ですが、
「新しく移動してきた課長は、専門分野のスペシャリストと謳っていたが、実際は専門知識はおろか仕事がろくにできない人だった」
とかですね。
まさに、デメリットのある違和感の典型的なケースかと思います。
デメリットのある違和感は、すぐに損切りしないと大変なことになる
見出しの通り、デメリットのある違和感は、すぐに対応したほうがよいです。対応しないと、その違和感はどんどん広がり、いつの間にか収拾がつかないことになりかねません。
プログラミングであれば、
クラス名の命名規則に違和感がある(≒ずれがある)
そのまま放置する
他のエンジニアが、違和感がある命名規則でクラスを増やしていく
その結果、命名規則自体が「何が最適か」わからなくなる
といった感じで、マイナス面の違和感はどんどん増幅します。
また、ビジネスにおいても同様です。
仕事の進め方や価値観の合わない人をジョインさせる
成果物の考え方や、働き方で徐々に違和感が増幅する
話し合いで折り合いがつかないくらい、人間関係や組織に亀裂が走る
といったことが起こりうると思います。
因みに、価値観もさることながらIQも大事です。
IQが30以上異なると、コミュニケーションに大変な齟齬が生じるため、違和感の増大が早くなります。
詳しくは以下の書籍や記事を読んでみてください。
補足:IQの高低で優越がきまるわけではなく、環境やコミュニティがきまる
ここで誤解しないでいただきたいのは、IQが低いからバカとか、IQ高いから会話が難しすぎて成り立たないんだろ!とか、そういう話をしたいわけではないです。
冷静になって考えればわかりますが、現代社会においては、組織内メンバーの情報処理速度の最低ラインで、その環境・組織の生産性がきまるといっても過言ではありません(もちろん職種による差異もあります)
少ない情報処理量でも生産性の高い職種ももちろんありますし、多くの情報処理を求められても生産性が低い職種もあります。
しかしながら、多くの情報処理を求められる職種は、総じてIQが高くないと生産性が上がりません。まさに、情報処理産業(ITエンジニア)はその最たる元だと思います。
メリデメ含め、違和感は大切に
結局のところ、まずは感じた違和感は大事しましょう!ということですね。
その違和感がメリットがあるのかデメリットがあるのか?深考しないとわからないことは多いです。
ただ、違和感を感じるということは、今の自分や組織にとっての「異物」になるケースだと思いますので、キャッチアップしてすぐに対応することをお勧めします。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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