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卒論・修論研究の攻略

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卒論・修論研究に挑もうとする学生さんにおすすめの記事をまとめていきます。諸先輩方がどう挑み、いかに悩み、どうやって乗り越え、何を学んだのかを知ることで、経験値を積んだような状態で… もっと読む
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2023年1月の記事一覧

とある哲学生が卒業論文を作成して学んだこと

ついに卒業論文の口頭試問が終わった。 これで中央大学としての活動は完全終了である。 この口頭試問中のやり取り、及びフィードバックにはとても考えさせられるものがあった。これから社会人になるにつれて、言語化をしておきたい。 卒論はどういうテーマで、なぜそれを選んだのか。卒業論文のテーマはこんなものにしていた。 ざっくり要旨を抜き取ると「自分探し」とか「自己分析」って今のやり方でええの?という問題提起の卒業論文である。 自分の周りは「〇〇(哲学者)の〜〜による考察」という表

アカデミックスキルのゆるふわ図解

いらすとやさんに全力のおんぶにだっこで作成した、アカデミックスキルのゆるふわ図解の一覧です。文章・論文の書き方、発表の仕方、議論の仕方、テーマの決め方などもりだくさん。大学教員である著者のTwitterで先行公開したものをこちらにまとめています。 非商用の教育目的であれば、連絡不要で自由にお使いいただけます。むしろ、教育目的で作ったものですので、是非活用いただきたいです。すでに中高の授業で使用していただいていたり、図書室に貼りだしてもらっていたりしているようで、ありがたい限

情弱がTeXで修論を書きたーい!!

修論を書いている最中なので随時加筆していきます。間違ったりしてるところもあるとおもいますが、ご愛嬌で。 これは、情弱による情弱に向けたTeXの勧めである。みんなへ一言、たくさんコピペしてハードル下げようね♡ やることになった背景以前卒論をword書いたときに、途中で色々挿入した際に図表番号と引用文献をずらさなきゃいけないのが大変だったので、自動で番号が変わるものはないかと友人に相談したところTeXをオススメされたので、立ち向かうことにしました。 今書いている途中だけど、

【読書録】卒論・修論研究の攻略本を読んでみた

正月は院生のくせに寝正月,どうも井戸中です. 寝正月をかましていましたが,読書はしました. その中でも,12/30に家へ届いてそのまま実家へ持って帰り,読破した 「卒論・修論研究の攻略本」(石原 尚 著) の感想を書きたいと思います! この本を手に取ったきっかけ私がこの本を手に取ったきっかけは,Twitterでこの本を見かけたことでした. 何気なーくTwitterのタイムラインを見ていたところ,研究活動に必要なスキルをイラストで説明しているユーザーを発見しました.それが石

卒論を書き終わって思うこと

厳密にはまだ終わってないけど。 明後日、一通り完成させて先生に初稿として出すんだ。今まで、1章ごとに書き終わっては先生に添削してもらってを繰り返してたから、初稿では案外直すところは少ないかもね。 ちなみに学部に正式に提出するのはまだ1ヶ月も先。 まぁ、やっと、初稿として出せるくらいには書き終わったんだよね。 テーマ決めを含めたら3年生からの2年間、卒論のために時間を費やしてきたよ。感慨深いね。 卒論を書いて思ったことその1 「わかりやすい文章って本当にわかりやすくないと

分かりやすい説明のための27の工夫

分かりやすく説明したいのに、結局どうしたら分かりやすくなるのか分からない…という悩みは尽きません。分かりやすくする唯一絶対の万能な方法はありませんが、なるべく多くの工夫の手段を知っておくことはとても役立ちます。 この記事では、文章執筆、プレゼン、日常会話など様々な説明の場面で重宝する27の工夫を、①相手に寄り添う、②手がかりを増やす、③記憶に刷り込む、④邪魔を無くす、⑤捉えやすくする、⑥時間を意識する、⑦視点を切り替える、⑧関係を紹介する、⑨注意を引く、の9種類に分類して紹