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11月読書会の一人振り返り

11/27(土)に第27回新宿読書会が開催されました。オフライン再開から2度目の開催となります。今回は15名のメンバーに参加いただきました。

今回お借りした場所は20名用の会議室で4時間ほど、公共の施設であり受付やシステムが安定しています。アクセスも良く、会場も綺麗で広かったので今後こちらの場所をメインにしても良いなと感じています。

ただし、値段が一人1000円ほどになってしまう点は悩みどころではあります。やはり何かの主催をする場合、会場探しが一番苦労するポイントではあります。もっと良い場所はないかのアンテナは常に貼るようにしたいです。

会の流れについて

みんなに手元で意見を書き出してもらい
ボードに貼り付けて「見える化」する

読書会手順は従来の流れで行いました
 ① 全員で自己紹介(※15人だと40分くらいかかる)
 ② 会議方法の説明
 ③『課題本』トーク
 ④ 写真撮影
 ⑤ 次回開催のお知らせ

新宿読書会では付箋を使った会議法で読書会を行なっています

手元に一度書き出すというのは面倒なようですが、自分の頭を整理するという意味もあるし、発表のハードルを下げるという効果も狙っています。新しく来た方が2人いたのですが「話しやすかった」と言ってくれたので嬉しかったです。

今回トライしてみてよかったと思うのが、付箋を自らホワイトボードに貼りにきてもらうという手法。以前は私が付箋を受け取って貼っていたのですが、自ら一度立ってホワイトボードの前まで歩き、近い意見があればその意見の近くに、なければ離して貼ってもらうという手順に変更しました。これにより、他の人の意見と相対的に自分の意見ってどうなんだろ?と考えることが楽になったかも。また、歩いて貼りにいくという動作で会議への参加感が強まるように感じています。

出た意見をグループに分け、どんな意見が多いのかを判定し
多い意見からトークをするようにする

次に、出た意見をグループ分けして、課題本に対してどのような意見が多かったのかを見える化します。まずはグループごとに貼り直しを行います。このグループ分けが、まだ最適解出ていないなーと感じています。

今回は、前方にいる2人に協力していただき貼り直しを行いました。「それはあっちじゃない?」など周りからも声だししていただいて凄くよかったのですが、最後方にいた人にまで参加感がある方法なのかなー?と少し気になりました。むしろ後方にいる人に貼り直しをお願いした方が良かったかも知れません。

会の議論について

今回の読書会後飲み会で面白い意見がありました。

それは「課題本を選んでくれた人の前で否定的な意見を出していいのか迷った」ということ。新宿読書会では、月の課題本をメンバーの中から募っています。本を選んだ人の中には「この本が大好きだから、みんなにも読んで欲しい」と思っている人もいる訳です。

しかし、本を読んだとき、主人公の行動に反発する気持ちや、この展開はどうなの!?と思ってしまう気持ちが湧き上がる、それも読書です。そして、新宿読書会では皆んなでハラを割って話し合うことを目的としています。

幸い今までの会で「自分の好きな本だったのに、周りに否定されて悲しかった」「自分の感想を否定された」という意見までは聞いていませんが、もしかしたら過去にそう感じた人がいるかも知れません。

この問題はどう対処すれば良いのでしょうか??

次回のトライ 【グラウンドルールの設定】

グランドルールとは会議、ミーティング、自助グループなどを行う際に設定することがあるルール。会議をスムーズに進行するため、ファシリテーターが会議前に設定する場合や、ある程度、大枠を決め、参加者の案も混ぜて、共に作っていく場合もある。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

次回はこの問題に対処するために、以下のグラウンドルールを設定したいと思っています。

①本に対して否定的な意見を言うときは「私は 〇〇 と思いました」という風に(iメッセージ)で語るようにする

②楽しくやる

あまり多くない方が意識できますし、まずは1回目なのでこんな感じでいいかな。もしも、意識できていない人がいたら「口で指摘するのではなく、グラウンドルールを指差すようにしましょう」

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