二人でみるテレビ【ほんの犬エッセイ】
恋人とふたり暮らしをするようになって、早いもので5年くらいの時間が経ちました。わりと他人と暮らすことに慣れていた二人だったので、大きな問題もなくの5年間でした。
僕たちはお互いに相手の生き方に口出しするタイプではないし、自分のやりたいことは自分一人でも出来るというタイプです。だから、変化を強いられることなく暮らすことができている気がします。それが他人と2人で暮らすコツなのかもしれません。
上で変化を強いられることなくと書きましたが、それでも2人で暮らすうちにお互いに少しづつ変化はしていっているようです。最近、気づいたのは「二人で見るテレビの時間を結構楽しんでいる」ということ。
二人暮らしを始めるまで、僕はあまりテレビを楽しんで見ていた記憶がありません。興味があって見ることのあるテレビ番組はいくつかあったけど、テレビを見て思わず笑ってしまうことなんて、ほとんどありませんでした。
これは僕が感情が表に出にくい性格ってのもあると思います。
逆に恋人は、楽しかったら楽しいという感情が表に出やすいタイプです。携帯を見ながら一人で笑っている姿をよく見かけます。
最近気付いたのですが、そんな恋人とテレビを見るとつられて笑ってしまうことがよくあります。暮らし始めて最初の方はそんなことなかったと思うんだけど。多分同じ番組を一人で見ていても笑わないけど、二人で見ると面白い気がします。驚いたら声が出たり、ニュースに反応して感想が出たりします。
時間とともに自然と変わっていくっていいなーと思います。
以前本で読んだのですが、僕ように一緒に笑わない人がいると「許せない!」と感じるタイプの人は世の中に多くいるらしいです。「許せない!」と感じる人はイライラも表に出やすいので、二人の仲が悪くなりやすいらしいです。
テレビで笑える関係はこの5年間で得たものだなー。そして、自分と違う感じ方の相手が近くにいてもイライラしないでいてくれた恋人には感謝だなと思いました。これからもテレビの時間を楽しんでいきたいと思います☺️
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外交型と内向型の人間違うんですよ、ということを恋愛目線で書いてくれている本。世の中は外交神話が凄くて、外交型の人が責めがちだけど、お互いに良い部分があるということを認めることが恋愛が上手くいくコツな気がします。
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