スピメモ52第1話 見えない力を信じるようになったきっかけ~あの時の手相鑑定結果が現実に:30歳前後の転換期〜
私はもともと占いなどスピリチュアルなものには全く興味がなかった.
スピリチュアルや見えない力に興味・関心があるのはだいたい女性であり,同じ職場の女性スタッフに生年月日を聞かれ,細木和子さんの〇星人だと言われたり,ある時には星座の種類からこんな感じの人でしょ?と言われたり,あるいは姓名判断で字画から将来こんな感じの運命ですよと言われたり,思い起こすだけでもすべてが女性である.
これまでの経験値からいっても,
見えない力・スピリチュアルな世界に興味・関心を寄せるのは女性が大半であり,特に手相とタロット占いを支持する割合が多い印象がある.
手相は運命の縮図ともいわれるが,女性とこの類の話をすると,当たると評判の手相鑑定家が〇〇にいるとか皆さん結構詳しい.手相で性格や将来のことを知り,そして,直近の出来事(例えば,今年は結婚できるか?など)についてはタロット占いというように使い分けている感じがある.
あと,付け加えるとすればパワーストーンであろうか.
アクセサリーとしてブレスレットに目的に応じたパワーストーンをショップで選んでもらったりして,お洒落の一部として装着している人を良く見かける.
ブレスレットを付けている男性となると数珠が多いような印象(笑).しかし,これも見えない力を信じている行動の表れでともいえる.私も今はオニキスのブレスレットを装着している.これはこのマガジン後半に出てくる能力の高い霊能力者の薦めでもある.
こうして例をあげてみたが,
それだけ,誰もが「幸せ」や「成功」に関心があることを物語っているとも言える.
随分と前書きが長くなったが,
話を本題に戻して,
私が見えない力を信じることになった最初のきっかけ
を振り返る.
(あくまでも個人史の振り返りであり,個人的体験と感想です)
あれは23歳頃.
当時は新人作業療法士として,某病院に勤務していた.当時としては珍しくリハビリテーション科自体が割と大きめの部門で理学療法士(PT),作業療法士(OT),言語聴覚士(ST),医療ソーシャルワーカー(MSW),クラーク合わせると15人程の部署だったと思う.
そのリハ科のスタッフルームに,
生命保険の外交員(いわゆるセールスレディー)
の方が時々,来られていた.
グレースーツを着こなす上品な感じの見た目は30代か?
今風に言えば微笑が似合う美魔女といった感じのお女性.
とある昼休憩時に,その方は来ていた.
そこはスタッフルームのコーナーにある応接セット.
MSWやクラークのお姉さま方は,既に知り合いのようで,昨夜のドラマの内容などで談笑していた.
私は同じスタッフルームのデスクでなんやら仕事をしていたと思う.
そんなときにMSWのお姉さんが,
「この人,手相見れるのよ.ケンヤ*も見てもらったら?」
(*ケンヤ:小柳ルミ子さんの元旦那の大澄賢也氏のこと.当時,年の差婚として一躍,時のカップルであった.似てるということで当時はケンヤと呼ばれておりました.)
当時は全く手相・占いなどの類いには興味はなかったので,手相を見てほしいとも思わなかったけども,空気を読んで応接セットのところへ.
そして,美魔女なセールスレディ―の対面に座り,
「では,両手をひろげて見せてください.」
手相鑑定初体験だった.
鑑定結果はというと,
なんかいろいろ言われたことは覚えている.
言われたことはほとんど忘れてしまったけども.
しかし,このフレーズだけ何故か記憶に残った.
「30歳前後に人生の転機がやってきますね.
それから,○歳で…〇〇〇…」
その時は特に気にも止めず「へぇ〜そうなんだ」くらい.
それから,月日は流れに流れて,5年以上経過.
たしか28~29歳頃.
確かに転機がやってきました.
公私ともに.32歳頃まで.
ほんとに手相で言われた通りの30歳前後.
どんなことがあったかというと,
別離と出会い.
周囲の人たちのトラブル勃発(あくまでも私の近辺)
度重なる職場の移籍.
臨床から教育へ.
それに伴う引越しの連続.
引越し貧乏の極みwww
この間に,
宮崎県都城市
⇒広島県福山市
⇒兵庫県姫路市
⇒島根県益田市
そして,広島県広島市へ引越.
動きに動いた.
(まだ,若くて馬力があったからかなあ)
ようやく落ち着いたのは,広島県広島市.
私が32歳の時だった.
所属は病院・施設勤務から専門学校教員と変わり,
流れで大学院生の二足の草鞋.
広島にはそれから10年ほど住み続けた.
今の私があるのも,
思えば,この時に意を決して大学院生になったこと.
広島へ引越したこと
(後に方位学で解釈が可能となる).
まさに人生の転機といえる.
このような転機の真っ最中,
ふと自分の手を見たときに思い出した.
「そういえば,あの時の手相で言われた通りだ.」
「30歳前後で人生の転機が来ると言ってたよな~」
「たしか手のひらを縦に流れる運命線とやらの,この途中で二股に別れてる所を指差しながら言われたような記憶が…」
「それと,その後にもう一つ言われたよな~.
たしか,〇歳で〇〇〇」
このように,
完全に忘れていた5年以上も前に鑑定された手相の結果を思い出したときが,私の見えない力・スピリチュアルな世界を信じ始めることになったきっかけである.
それからは,
「30歳前後が人生の転機ですね.それから,〇歳で...〇〇〇…」
の後半が気になり出したのは言うまでもない.
この時の手相を見てくれた表の職業はセールスレディーの方に会ってみたいものである.あの時に見てもらった通りになりましたよって.
まさに「手相は運命の縮図」
かと言って,それから手相を勉強したり,手相をプロに鑑定してもらったりといった行動は起こさなかった.
その変わり,
手相とは別の
見えない力に興味・関心を引き寄せられる出来事
が起こった.
それは第2話で.
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