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本は高い?

インフレは確実に起きていて、ラーメンは平気な顔で1000円を越えてくるし、700円程度だった新書も文庫も1000円近くなってきた。

レジで一冊で2000円を越えるときは「…これ論文?」と少し焦る。

まあお金より読むのが大変だからだけど。

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私は年間150冊くらい本を買う。漫画も雑誌も専門書も何でもござれ。

買うことで作家さんや知識業界を支えている感覚になれるのが好きな部分もある。

とは言え、せいぜい年間20万円である。

好き勝手に毎日本を買い漁る生活が20万である。

これを計算したときは衝撃だった。

ざっくり1ヶ月も働けばお釣りが来る。

出世が早ければあっさり差がつく額である。

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もっと衝撃だったのが、同じくらいコーヒーに使っているのだ。そしてこれは言わずもがなはるかに酒に貢いでいる。

とにかく、好きに知識を買える人生がこの値段ということだ。

これが高いなら、何なら安いのだと。

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Twitterやブログに図書館本の書評を書いたり立ち読みを公言し本の中身に口を出す輩がわんさかいる。

まあ他人の記事やツイートを平然とパクる時代である。99%がパクりと言い続けてきたが何も間違っていなかった。

パクり人間はとりあえず私のnoteからは出ていってくれ頼む。

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学生時代から親しい人が出版業界にいる。作家の平均年収は300万円以下と言っていた。

よく分かる。私も小説で賞をとりコネクションができ、ライターとしての仕事などが降ってきた。

これでサラリーマン辞められる!

その儚い夢と同時に、「俺の場合サラリーマンの方がはるかに稼げる…」という現実を知った。

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本くらい買えよ。

貴重な余談をご提供したが結論はこれである。

他人を無料で使う人間は自分も無料で使われるから。

生み出す1%の人間をいい加減馬鹿にするな。

数人のファン様のサポートがあって6年以上執筆続けてこられました。 本当に感謝です。 (無料読書は要らん)