ひさみの超私小説③:恐竜の化石より価値ある誕生日プレゼント
私の超個人的なお話③。前回の②では、英語の"If"が聞こえずにプロポーズされたと勘違いして、結婚のプラン作りをしてしまったことを書いた。今回は実際に結婚する前の幾つかのポイントとなるエピソードを書いておく。
「昭和天皇の戦争責任について、君はどう思ってる?」1994年の夏、私はとても楽しく多忙だった。「シンカンセンひさみ」の異名をとった私は、毎週のように、土曜日の早朝、真っ赤なユーノスで、彼の赴任先の田舎町に向かった。
彼のお気に入りの地元の居酒屋「あかさたな」は、穴蔵の