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マンガ『重版出来!』。クリエイターさん&編集者さん&営業さんの熱い想いに、1巻目から涙腺が緩んでいます

ずっと気になっていたマンガ『重版出来!』をやっと手に取りました。

どうして気になっていたかというと、タイトルが正しく読めず何度も読み直していたからです。

正しい読み方は『じゅうはんしゅったい!』です。

新米の女子編集者が、マンガ画家さん、編集の先輩方、営業さん、書店員さんと熱く関わりながら、愛するコミックを世の中に広めていく過程が詰まっているマンガです。

まさに『編集者から書店員までのチーム戦!!』が繰り広げられます。

最後の方で、新米女子編集者がつぶやいた言葉が心に残りました。

今回初めて知りました。
自分の手にする単行本は、たくさんの人たちの手を渡って届いているんだって。
「作品」であり、「商品」であり、「想い」なんだって。



私自身は、このマンガの中では書店を回っている営業さんの姿に、ふと思い出して再度感謝する気持ちを覚えました。

2年ほど前に、私も書籍を出版しています。
金融業界の営業向きの書籍です。
一般の方が手に取るタイトルではありません。

ちょうど書店に並んだ時期に里帰りをしたので、母親に書籍を直接手渡しました。
その時の母親は「へえ~」くらいの感想でした。

約1年後、また里帰りをする機会があり、母親の懇意の飲食店(焼き鳥屋、すし屋、スナックなど)へ数件行きました。

店主さんより口々に、
「あんたの本、買わせてもらったで!」
「本買ったよ。お母さん喜んだはったよ。」
(注釈:関西弁)

えっ?いや、あの本は金融機関の人向きで、焼き鳥屋さんやスナックのママが読んでも何の足しにもならんはず・・・。

母親は嬉しそうに私に言いました。
「あんたの本な、100冊注文して、お友達みんなに配ったんよ・・・」

・・・ありがとう!
感謝の気持ちと、親孝行できたのかなという気持ちでいっぱいになりました。
そして、母親の前では涙腺が緩まないように我慢しました。

(書籍は)「作品」であり、「商品」であり、「想い」なんだって。


最近はnoteで活躍されているクリエイターさんのマンガを読む機会が増え、触発されて、久しぶりに単行本のマンガを手に取りました。

たまには、思いっきり涙腺を緩めようかな~と思ってます(*´ω`)。





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