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22番。

同僚の息子くんは、学校のマラソン大会でいつも1位。別の同僚の小一娘ちゃんは4位!いとこのあーくんは今年も優勝争いをしそう。

華やかな成績の子どもは、周りに少なくなくて、それを聞いてすごいなぁ!と素直に思うけれど、ずば抜けてすごいわけじゃないマラソン大会のひーくんの成績をどう受け止めたらいいのだろう?と、少し困った。

ひーくんは、タイム順にわけた一番早いグループの中で22位。いちばん早いグループにいるのはすごい!でも、順位はなんとも言えない22位…。

今年はマラソン大会に向けて校庭を200周走った!と聞いていたし、10位ぐらいはいけるんじゃ?と思っていた。でもやっぱり早い子はもっと早くて、後半追い上げるかも!?と思ってたけどそうでもなくて、期待していたよりも後ろの順位だった。

そう、私が勝手に期待しすぎたから、すごい子どもの親でありたいと欲がでたから、実際とのギャップに戸惑い、どう受け止めたらいいのか困ったのだと思う。

去年、ひーくんはスタートダッシュの交錯に巻き込まれて開始早々に転倒。最初から最後まで泣きながら走っていたので、タイムもかなり悪かった。

マラソン大会を終え、学校から帰ってきたひーくんに話しを聞くと、今年は自分で「外側の方がみんなを抜かしやすそう」と作戦を立てたとのこと。おかげでスタートダッシュの交錯にも巻き込まれず、自分のペースで走り切ることができ、ゴールタイムは去年より40秒以上伸びていたそうだ。

ひーくん自身の成長をみたら褒めることはたくさんあるじゃない!

周りと比べ、すごい子の親だったらいいなと勝手な欲をだして、少しガッカリしてしまった自分が恥ずかしい…。

ひーくん、いっぱい練習して、作戦もたてて、タイムもうんと伸ばして、よくがんばったね!

一生懸命走りきって、「2年2組でな、22位ってすごいやろ〜!」と笑うひーくんが、ママはますます好きになりました!ピース✌️✌️

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