わが家の2ひきのしろくま。
わが家はパパ、私、ひーくん、さーちゃんの4人家族。3LDKのマンションに住んでいて、子ども部屋はまだない。
眠るときは家族4人が同じ部屋で、布団を敷き詰めて寝ている。
さーちゃんの4歳の誕生日に、おばあちゃんがしろくまの抱き枕をプレゼントしてくれた。その抱き枕をお兄ちゃんのひーくんもとても気に入り、自分もほしい!とリクエスト。1ヶ月後の誕生日にしろくまは2ひきになった。
しろいからだ、くろい目と鼻、あかいくびまき
そんな特長の頭文字をとって、ひーくんが「しくあ」と命名。家族の一員となった2ひきのしくあは、さーちゃんとひーくんにとても可愛がられている。
さーちゃんは、枕というよりは人形のように扱うので、ままごとの常連メンバーとなったしくあの手足はだいぶクタクタになった。
一方のひーくんは、「しくあは、ふっくらした感じがかわいい!」と遊ぶことはおろか、枕として使うことすらNGに。とても丁寧に扱っている。
でも、ふたりのしくあの扱いにも共通することがある。それは、眠るときにしくあに布団をかけてあげること。
私の両隣でひーくん、さーちゃんが眠るのだが、そのまた隣にそれぞれのしくあが布団をかけられ、一緒に眠る。そこにパパも加わり、4人と2ひきで眠るのがわが家の日常になった。
子どもたちの寝顔、その奥にいる布団をかけられた、遊ばれすぎてクタクタ気味のしくあ、ずっとふっくらときれいなしくあを見ると、なんだかとてもあったかい気持ちになる。それぞれのしくあは、とても幸せそうだ。
いつか、子ども部屋ができ、4人と2ひきで眠ることはなくなってしまうのだろう。だからこそ、この愛おしい時間を忘れないでいたいなと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?