そのまま傾けても出ないけれど、 押し出すと1粒がちょうど出る大きさ。
「まぁ、いい感じちゃう?パパ、だんだん上手くなってきてるやん!」
小2のひーくんが、パパより自分の方が上手い!と自負していることがある。
それは、冷凍ブルーベリーの袋を、ちょうどいい大きさにカットする こと。
わが家では、子どもたちが夕食後のデザートとして、冷凍ブルーベリーを食べる。
「ブルーベリーぐらい、好きなだけどうぞ!」
と言いたいのだけれど、毎日ふたりの子どもたちが、数も考えずにざざーっと袋から出すと、あっという間にひと袋が終わってしまい、在庫が持たない。
なので、だいたい4〜5粒
というルールがいつの間にかできた。
その4〜5粒を出すのに、袋を大きくカットしてしまうと、思った数より多く出てしまいとても面倒なことになる。だから、ひーくんは
そのまま傾けても出ないけれど、
押し出すと1粒がちょうど出る大きさ
に袋をカットするのだ。
その大きさは絶妙で、
軽く押すと簡単にブルーベリーが出てくる。
パパは、ひーくんがそんな風に考えてカットしていることを知らず、自分が初めて袋を開けるときに大きく切っていた。
そしてひーくんが食べる番なり、穴が大きすぎる〜!!とプンプン!
仕事から帰ってきたパパに、ブルーベリーの袋を切るときの適切な大きさとはどんなものかをレクチャーしたのだった。
でも、そんなことをすっかり忘れてガバっと切ってしまったり、注意したつもりでもまだ大きかったり…パパはなかなかひーくんに合格点をもらえずだったのだけれど、最近ようやくいい感じの穴の大きさになってきた。
そして今日、
「まぁ、いい感じちゃう?パパ、だんだん上手くなってきてるやん!」
ひーくがブルーベリーを出しながら、笑顔でパパが切った穴を讃えていた。
パパ、おめでどう!
冷凍ブルーベリーの袋の穴、合格点になったみたいやよ!
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