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鏡のなかの言葉(定期購読)

映画監督松井久子が編集長となり、生き方、暮し、アート、映画、表現等について4人のプロが書くコラムと、映画づくり、ライティング、YOGA等のワークショップ、そして編集長がお勧めする…
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松井久子のNoteマガジン「鏡のなかの言葉」

ごあいさつ桜が散り、紫陽花が咲くのを待つ間、樹々の葉はウイルスの脅威などなんのその季節のめぐり通りに耀いています。 そんな5月21日。特別な誕生日を迎えました。 あの人と逢いたい、でも逢えない…。 Stay Homeで、そんな淋しさのなかにいたとき、かつて映画をつくるたびに全国の皆さんと繋がっていた、あの懐かしい頃を思い出していました。 『折り梅』のときは約480人、『レオニー』のときは約4700人の人びとが  私の映画に関心を寄せてくださって、寄付を頂いたり前売りチケ

自分史という視点の楽しみ方06:「パーソナルブランディングと自分史」

みなさんこんにちは。お久しぶりですがいかがお過ごしですか? 私は熱中症というものに、記憶するかぎり初めて本格的にかかり、ここ10年来なかった体調不良で1週間ほど無力化していました。 まあとにかく頭痛がひどく、熱がこもってダルい。まさに身体全体がオーバーヒートするのが熱中症なのだと実感しました。 妻が作ってくれた自家製ポカリスウェットを1日1リットル以上飲み、夜中に3回もトイレに行きながら氷枕で冷やしながら寝るという日々が毎日続いて本当にキツかったです。 今日はようやくこれも

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自分史という視点の楽しみ方04

今年は本当に梅雨が長いですね。 もはや「梅雨」というよりも「雨季」というほうがピッタリ。 私が子どもの頃、日本は「温帯気候」と習った記憶がありますが、もはやここ近年では「亜熱帯気候」の国になってしまった感があります。 これからどうなってしまうんでしょうか。 さて、自分史という視点の楽しみ方も4回目となりました。 みなさん、日々の生活を「自分史視点」を意識して生活されていますか? 少しずつでも構いませんので、自分というひとりの人間が生きるドラマを、客観視し、冷静に見る視線をも

自分史という視点の楽しみ方03

今年も梅雨前線が猛威を奮って熊本などに大きな被害が出ました。 被災された方々に、心よりお見舞い申し上げつつ、そうした方々が今回のことを自分史として残すことが、これからの生活を新たに考えるきっかけになり、多くの方々が未然に災害を防ぐ教えとして残ってほしいと願うばかりです。 さて、前回は「自分史とはなんぞや?」というテーマで書かせていただき、そのポイントは「自分の人生を客観的に捉える視点と、その軌跡の作品性」であるとお伝えしました。 そこで今日は「自分史ってどんなところがいいん

自分史という視点の楽しみ方02

みなさんこんにちは。今年は梅雨らしく雨の日が続きますね。 ここ近年は空梅雨でいきなり猛暑だったので、ちょっとありがたい気分もありますし、年齢からか、梅雨を楽しめる感覚というのも分かるような気がします。 さて、先日の自分史という視点の楽しみ方01では、自分史ということばが生まれた経緯や、社会での認知についてお話しました。 そこで2回めの今日は、そのもの「自分史とはなんぞや?」ということについてお話したいと思います。 自分史の肝は「視点と作品性」いきなりのっけから、分かるよう