見出し画像

ノイズを観る

平和な島に異物が紛れ込み、過疎化の進む中、守りあい支えあっていた小さなコミュニティが狂い始める。色んな問題提起がある中でも、発展はさせたいが、余所者を受け入れたくないという島の人達の矛盾が印象的だった。鎖国してる今の日本と同じだな。
私は最初、こんな平和な島にこんなヤツを連れてきたじいちゃんが罪だと思った。善意は恐ろしいなと思う。ありがた迷惑という言葉もある。でも、排他的なコミュニティは発展は出来ずに滅んでいく。どうしようもない人間でも、救おうとする人がいるから世界は美しい。
このドラマの悲劇は一瞬の判断を間違えてしまった結果だけど、なにかにつけて判断を迫られ、間違いが許されない世の中が一番恐ろしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?