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-現代の価値観で考えちゃいかんよね- 大河ドラマ「麒麟が来る」(15)


どーも!

どーも!今回は、大河ドラマ見た感想的な何かを書き留めましたので、ご覧ください!今回一番思ったことは、現代の価値観で歴史を見たらいけないよね、ってことです。まあ当たり前ではあるんですがね。では、本編どうぞ。(ネタバレになります)


名前と顔一致のための相関図↓

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義龍、家督ついでたんだ

まあ僕歴史は大好きで、特に戦国はそれなりに知識あったつもりではあったんですが、斎藤利政が出家して道三になったときに家督を譲ったのは知りませんでした。利政とその嫡男の高政はお家騒動に発展するくらい仲違いしていて、その家督継承問題のごたごたで利政vs高政になったのかと思ってました。はい。


次男三男が不憫

利政と高政の仲が最終的に決裂した原因は利政実子で高政の弟であろうと思われる孫四郎と喜平次を高政が暗殺したことってくらいの知識はあったので、その二人が最初に登場した時、かわいそうだなーって思ったんですが、直後に裏切られましたね。↓↓


かと思ったらお前が悪いんかい!

この孫四郎ってやつ、高政が家督継いだ直後に高政を当主から退けさせようって話しやがった!少しは自重しろ!道三が孫四郎に家督を継がせようとしたから高政が殺したのかと思ってたからびっくりした。(通説がどんなものかはわかんないけど)


大名が暇そうにみえる

大河ドラマみててずっと思ってたのが、大名めっちゃ暇そう!ずーっと外交とか戦略とか考えてる。それでも、楽な仕事だな!とは言えないけど、まあ、うん。ほんとはもっと安堵状の発行とか目安(訴状)の処理とか国境村境でのごたごたとかで一日忙しいよ助けてドラえもんみたいな感じなのに。


家督継承問題つらい

やはり、どの大名でも、どの国王でも、どの皇帝でも、頭を悩ませた家督・王位・皇位継承問題。現に実子のいない上杉謙信が後継ぎを指定せずに死んだことから上杉家は御館の乱っていう内戦に発展したりしてるし。斎藤家も家督争いせずに美濃がまとまっていたら信長も秀吉も家康も台頭してなかったんだろうなーなんて思ったりして。


稲葉良通(一鉄)が佞臣(ねいしん)にしかみえない

東美濃三人衆の一人で頑固一徹の語源となったとされる漢、稲葉良通。この人はなんやかんや優秀なイメージがあったのだけれど、佞臣にしか見えないw 佞臣って言うのは、主君をたぶらかして自分のいいように家を動かしている家臣のこと。武田勝頼でいう跡部勝資や長坂光堅とかがこの佞臣って言われることがある。最近は佞臣じゃなかった説があるらしいけど。


秀吉が今川につかえてたのあんま有名じゃないよね

いま木下藤吉郎(のちの秀吉)が今川の本拠地である駿府にいるけど、一時期秀吉が今川家に仕えてたのってあんま知られてないと思う(戦国ガチ勢は知ってるだろうけど)。まあ今川の家臣というよりか、家臣の家臣の家臣なんだけどね。


兄弟殺すのあたりまえ

高政が自分の弟(とされる人)達を暗殺してたけど、あれくらい当たり前だと思う。これを一緒に見てた親が、なんで殺すのおかしいでしょみたいなこと言ってたけど、現代の価値観で当時の行為の良し悪しを判断しちゃいけないと思った。それに、歴史に良し悪しなんてないとも思った。一方の視点から見れば良いことも、もう一方の視点から見れば悪いなんてこと現代でも普通にあるし。


次回は長良川ですかねー。んじゃ今日はこんなところで。あうふゔぃーだーぜん!

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