音楽を聴く楽しさ

音楽は昔から娯楽として栄えてきた。長い間続いているということはほとんどの時代の人が愉しんできた、と考えていい。そこで、自分は音楽の何を愉んでいるんだろう、と考えた。最近はRADWIMPSとあいみょんにどはまりしている。この二者に共通するのは、歌詞が深い、ということだ。歌詞が深いというのは、歌詞から読み取れることが多い、ということ。RADWIMPSは一応ロックバンドにジャンル分けされるが、歌詞が深い曲を多数出している。友達にアーティストを勧められた時には歌詞が深いかどうかを1番に気にして聞いていた。今までずっと歌詞が深いと考察ができ、小説を読んでいるような気になれるから愉しいのかと思っていた。でも最近、そうじゃないことに気がついた。

 歌詞が深い曲の真の愉しみは、何回も聞いているうちに複数の解釈が頭に浮かんでくることだと気づいた。その曲を聞いていると、この歌詞はこんな意味かなー、とか思うことがある。それもそれで愉しい。でもそれを何回も聞いているうちに、あれやっぱりここはこういう意味かも?となる瞬間が1番愉しいのだ。これはきまってお風呂で起こる。そうなるといつもその曲を知っている友達に伝えたくなる。お風呂でスマホは怖くて触れないから、新たな歌詞の解釈を思いついたらすぐにお風呂から出るようにしているw 最近はその解釈を Google Keepにメモしている。後で見返すのもめちゃくちゃ愉しい。年を跨いで解釈が更新されたときの嬉しさといったら、もう、最高。最初の解釈を思いついたときの思い出とかもフラッシュバックしてくる。小6の頃から未だにわからないのが、back numberの高嶺の花子さんの「真夏の空の下で 震えながら 君の事を考えます 好きなアイスの味はきっと」ってところ。アイス何味なのって何年も考えてる。解釈を公開してる記事もあるのだろうけど、やはり自分なりの解釈じゃないと面白くない。このまま迷宮入りするのかなあ、、、

 小説を何回も読み返す人には伝わるのだろうけど、僕のように一回や二回しか読まない、という人には伝わらないと思う。小説も何回も読み直したらもっと楽しいんだろな、

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