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Kodak Retinette type017 - フィルムカメラレビュー

35mm コンパクトカメラ
1952年発売
レンズ:Schneider Kreuznach Reomar 50mm F4.5(3群3枚)
シャッター:B、1〜1/300 Prontor SV 
焦点調節:目測(0.9m~∞無限遠)
露出計:なし!

選んだ基準としては
レチナの廉価版が気になる、名前も可愛い
・3枚玉はよく写るらしい
・小さくて軽い

Hisa Fotoです。今回は折りたたみ式コンパクトカメラのコダックレチナシリーズの廉価版、レチネッテ。シャッターやレンズを安価にする事でコスト削減を図った仕様のこのカメラ。以前ご紹介したレチナIIaの一年後に発売されているので、ほぼ同時代。折畳むととてもコンパクトで通勤鞄などに潜めると乙だし、コートのポケットなら余裕で入る。

レチネッテシリーズはこの後、折り畳み蛇腹システムをやめても長く、改良が続くベストセラーで後に露出計は搭載されるも基本的にシュナイダーレオマーというよく写る3枚玉を搭載し、距離計を搭載しない目測カメラでした。

小さな小窓ファインダーで風景を颯爽と切り取るのは楽しいものです。

それではいくつかこのカメラで撮った写真をご紹介します。

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JR東神奈川駅から、東急東横線の白楽駅周辺までをゆっくり散歩した時の写真たち。レンズシャッターなのでレンズが暗くてもスローで撮れば夕方や暗がりでもなんとかなります。

撮影のお作法はフォクトレンダービトーと似ていますが、探すとなかなかないのがこのカメラ。確かebayでアメリカからやってきました。

旅は続きます。


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