【参考書使い放題!】 kindle unlimited参考書比較 ~中学英語編[2]
前回に引き続き、kindle unlimitedで読める学習参考書について、塾教師の立場から意見を述べていきます。私が何者なのか、また、amazon kindleや kindle unlimiedとは何なのかなどは、前回の記事を見ていただければと思います。
注意!!!
これも前回書きましたが、kindle unlimitedは確かに定額読み放題ではありますが、参考書に関しては、たくさんの参考書をちょっとかじって次…ではなく、「一度参考書を決めたら内容が頭に入るまでとことんやりこむ」ことが大事!です。
経験上、テストや入試直前に新しい参考書を買ってしまう生徒の結果のほとんどは残念な結果になっています。
感想について
では今回も…
科目・対象学年・レベルの3点から、kindle unlimitedにある参考書の個人的感想を述べていきます(今回も中学英語編です)。
レベルに関しては5段階で、☆1は「かなり苦手」~☆5「得意だけどさらにレベルアップを目指す」といった感じで見ていただければと思います。
目指す学校のレベルや、公立ならば各都道府県によっていろいろ事情が違うと思いますので、あくまでも参考程度に読んでもらって、あとは自分の目で確かめてみてね!
参考書① 「Mr.Evineの中学英文法を終了するドリル」
科目:英語
対象学年:中学1~3年
レベル:☆☆☆☆
Evineさんは日本人だそうです。塾で指導したり、初心者専門の英語学習サイトを運営してきた方のようです。
「効率の良い楽な勉強法を求める人は、結局英文法を何度繰り返しても挫折してしまう」の言葉通り、英語を語学としてとらえ、ニュアンスだけではなく、最低限の専門用語の力などを駆使して、しっかり定着させるための問題演習中心の1冊となっています。
内容はとにかく濃く、たしかにこれ1冊をとことんやりこめば英語の力はかなりつくと思います。ただ、「各文法のポイントを簡潔にまとめてほしい」とか、「英語は確かに苦手だが、他にもやらなければならない科目がたくさんある」といった人にはきついのではないかと思います。
ある程度英語のしくみを理解できて(教科書レベルの問題は得点が取れる)いて、公立上位校や国私立難関校を目指すにあたり、文の構造からしっかり勉強したいという人にはがっつり勉強できるものだと思います。
参考書②「もしもネイティブが中学英語を教えたら」
科目:英語
対象学年:中学1~3年
レベル:☆☆
こちらはネイティブの方が書かれている本のようです。英文法をしっかり教えていくというよりは、『「do not」と「don't」は実はイコールではない』、『effort(努力)のとらえ方の違い』など、現役の中学生向けの参考書というよりは、大人が読んで面白い読み物としてとらえたほうが良いと思います。
「職場やご近所さんに英語を話す人がいて、カタコトで会話は成り立つがもっとしっかり話がしたい」という方や、「実際に今英語を教えているが、ネイティブの感覚を知りたい」といった方にお勧めです!
最後に
今回も中学英語の本2冊を紹介させていただきました。次回は他の学年か、他の科目に関しても伝えていければと思います。
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