数字よりも在り方
私は仕事を変え、
ミシュランの星がつく日本料理店で調理場に入り修行をしています。夢の一つはお客様の記憶に残る胡麻豆腐を作り医食同源を伝えたいからです。
今その一流と呼ばれる師匠達に触れることは自分の人生においてとても勉強させていただいています。
一店舗目でわかったことは、
仕事内容よりも意識だということ。
本人の意識がどこに向いているのかということが大切ということ。
仕事とは
利他であり、お客様をより幸せにお運びすることだけれども、自分の意識が目の前のことを淡々とやる流れ作業になっているのかはたまた、師匠に嫌われないように動いているのか。
お金を生み出すためには、
細部にまでこだわりこだわり自分を整えて行く。
そこに想像以上の感動があり幸せがある。
意識が仕事という名の
関わる方々を幸せにしようという心意気、
こだわりをもって世の中や今近くにいる方へ貢献していこうという本気、
そんな延長線上に仕事という名がある。
二店舗目では、
それは本人の在り方は周りに伝染するということ。よく師匠は幸せはみんなで分かち合うもの、
これは本当国宝級やそれぐらい素晴らしい食材やと言い方をする。
それぐらい熱弁されるとその在り方は
周りに伝染し誇りを持って仕事をする人が一人また一人と増えてきた。
また不透明なものは一切排除し、仕事を仕組み化したことによって過労する人もいなくなり回りはじめた。
数字だけ追うとこうはならなかっただろう。
まず自分の幸せを大切にすること。
関わるみんなが喜んだり幸せを感じてもらう生き方をすること。
そして関わる人の幸せの実現を目的に行動する事。
組織を拡大することよりも質をあげる。
一人一人の成長"より"幸せ"を優先する。
すると一人一人の土台である幸せが積み重なりそれが周りの家族やお客様を幸せにしていっている
私には世界平和とは家庭からと思っている。
だから数字よりも在り方が
仕事をする上でもっとも大切なんだと実感する。
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