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Web小説にこそ「空白」を意識するべきか!?:談話室#5日目

こんにちは、冬原水稀です。

皆さんは、小説を読んだ時どんな要素を好きになりますか?

物語の展開、文章の描写、伏線回収、キャラクター……。

私は文章の「空白」が好きになったりします。
それは作者が意識的に設けた行間──物理的な”空白”──だったり、こちらに深読みさせる文章──空気感の”空白”──だったり。
特に後者の空白は作者の力量にハッとさせられることが多いので、魅力を感じるところです。

今日はそんな空白、とりわけ”物理的な空白”に悩まされているというお話です。


現在、冬原水稀はWeb上で小説を書いています。
その時に毎回付き纏う悩み。それが、

Web小説の行間の置き方、難しくない????


紙の小説じゃ意識しなくても良い行間を入れなくてはならない……んですよね? 多分。

セリフ前後の行間空け。
描写が長文になった際の行間空け。

……🤔

「Web小説 行間」👆ポチッ

検索するとまぁ~~色々出てきますね。
皆考えることは同じなんだなぁと思います。上手い行間空けのコツとは!? 行間空けの無いWeb小説はわろし!! 云々。


私は「ほへ~」と思いながら、ちょっとまた悩ましくなりました。

なぜなら私は、謎の意地があってこの「Web小説特有の行間」を全っ然使わないからです(笑)

分かります分かります。
それぞれの媒体に適した空間の用い方があると。紙の縦書きと電子の横書きとでは違うのだと。読んでもらうには読んでもらうための工夫が必要だと。何よりそれが読者への思いやりになると。

……しかし何か……ど~~~~しても違和感があるんですよね。

(これは「めんどくさくて頭の固い人間が何か言ってるw」くらいのノリで聞いてほしいのですが)
自分の小説の作風に合わないというか。
自分の小説に行間空いてると、他の方の小説より嫌にスカスカに感じない?? というか。

紙の小説だったら空けなくてもいいところを、空けなくても良くないか? と考えてしまうわけで。


いや読みにくい人がいるのも分かってますごめんなさい!!


個人的に行間の空いていないWeb小説も違和感なく読んでしまう人間なので、難しいなぁと思っています。
こだわりと読者さんへの気遣いの狭間で揺れる中。こんなご意見もいただいたことがあります。

・文章が詰まっていて息が詰まるような感覚がした。
・読み進めるのに力がいる。

褒め言葉もいただいた上でのこのお言葉ですので、批判ではなかったと一応注釈を入れておきますね。

「うん、そうですよね……」と思う私。

やっぱり実際、この物理的な空間を理由に読むのを断念してしまう人もいると思うのですよ。


せっかく面白い小説だったとしても、内容以外の理由で諦められてしまうのはもったいない!!

……でもどうしよう!!!!(まだ躊躇っているのかお前は!!!!!)


Web小説で、こんなに行間のことで悩むことになるとは。
手書きで小説を書いていた時代には思いもしませんでした。

多分これからもずっと考えていく話題だろうなと思います。何か良い方法を模索する or 改稿作業をしていくべきなのでしょう。
今一つ考えているのは、複数使っている投稿サイトの中でも「行間を空けないサイト」「行間を空けるサイト」を作ること

ついでに抱いている高望みは、投稿サイト側で「勝手にWeb仕様に行間を空けてくれて、読者側が選べる機能」とか付されないかなぁ……なぁんて……😇


色々なご意見があるとは思いますが、今日はそんな「空間意識」のお話でした。
たくさん勉強していきたいですね。

ではまた明日✍


冬原水稀(💬Twitter

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