【子育て・教育】様々な大人と対話する機会でキャリアと未来のきっかけに〜杜若高校 ミライDialog〜
夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。
家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。
私、ひるた浩一郎は、杜若高校(とじゃく こうこう)の「ミライDialog〜10年後の未来を考える〜」に呼んでいただき、高校生たちと対話しました! めちゃくちゃ良い授業だなって感じましたし、岡崎市の学校にも導入したいです!
◯ 様々な大人と対話する「ミライDialog」
様々な大人が杜若高校の生徒たちと対話する場です。
「こんな仕事しています」「こんな取り組みしています」と一方的に大人が生徒にドヤる場ではありません。
杜若高校の過去の活動報告で、感想が書かれた記事があったためシェアします。こんな感じです。
ほんっと、めちゃくちゃ良い機会でした!
高校生にとっても公務員、元公務員、経営者、起業家、まちづくりの方々など。多様な大人と対話することで、今まで会ったことがない人達と対話する機会でもあるため、新しい気付きや発見につながったと感じています
私にとっても高校生の考え方に触れられたのはめちゃくちゃ良い機会でした。今どきの高校生すっごいしっかりしている!
◯ 公務員と社会起業家としての複業体験
私、ひるた浩一郎が岡崎市役所の公務員の時に仲間とともに岡崎市にある康生通商店街の空き店舗を借りて活動していた「ここやる」の取り組みに興味を持っていただき、呼んでくださいました。
いつもの「+1 Tシャツ」ではなく、「ここやるTシャツ」にしました。
いつもはこの格好でいます。
公務員をしながら、まちづくり活動や社会起業家として活動する複業・パラレルキャリア。そして、公務員を辞めた後にさらにパラレルキャリアを築いていることを対話のとっかかりとしてお話しました。
ここやるの経緯や取り組みはコチラ 『Forbes JAPAN | 「どうせやらないでしょ?」が悔しくて 商店街の空き店舗撲滅へ』
ミライDialogの様子
各クラスに呼ばれており、大人は全部で15名くらい呼ばれていました!
このクラスには、私をいれて4人の大人が割り当てられ、杜若高校の2年生たちに色んな想いを伝えながら対話しました。
まずは、ごあいさつ!
5〜6人くらいの生徒たちのグループが4つあり、1グループ15分ずつ対話をします。椅子を並べており、ぐるぐると大人がまわっていく形式です。
いろんな高校生がいるんだなーーーって強く感じました。
杜若高校は進学する生徒も、就職する生徒も両方いる学校。
バンドをやってまちのイベントにも呼んでもらっている生徒がいたり!カヌー部の生徒がいたり!
ハンドボールやソフトボールをやっている生徒は、実業団に入って続けたいという想いを持っていたり! 「世界を変えたい!」と言える生徒がいたり!
高校生で「バーテンダー」になりたい!という生徒がいたり!
BARには行ったことがないけど、バーテンダーになりたいとのこと。BAR好きな私からすると、めちゃくちゃ興味深い。城アキラさんの『バーテンダー』を読んだことがないってことなので、つよくおすすめしました。
家業である和菓子のお店を継ぎたいと考えている生徒がいたり!
「とくにやりたいことがないんで、大学行くんじゃなくて就職しようかな」という生徒がいたり。
私は「やりたいことないし…」と大学進学したので、逆の考え方もあるんだなーーーって感じました。
いろんな学びと気付きがある、貴重な場でした。
今回、ここやるを一緒に立ち上げたうちの一人で岡崎市役所の公務員を辞めて「Clover Drone(クローバードローン)」を立ち上げた野澤 成裕さんもご一緒しました! クローバードローンの「まほぴよ社長」との2ショット。
◯ 今どきの高校生、若者はしっかりしている
自分自身が17歳前後の頃って、高校生の頃って、野球しかしていなかったので将来のことなんかほとんど考えたことがありませんでした。
もちろん「勉強したくないし、働きたくもないし、将来なにしたいかわからない」という生徒もいました。「そうだよね! 高校生ってそんな感じだよね!」と自分の過去を振り返ると思っちゃいますが…!
「こういう道に進んでいきたい」「こういう仕事で、こういうことをしていきたい」と語ってくれる生徒が何人もいました。驚き。18年前の自分を思い出すと恥ずかしくなる。
私、ひるた浩一郎は毎年、名古屋学芸大学で講師として呼んでいただいています。その時にも感じますが、「今どきの若い子はしっかりしている!」
こういう若い子たちの想いや熱量が消えないまちづくりや組織づくりが必要だと、あらためて強く感じました。
若い子たちはしっかりしているし、想いを持っている子もいる。こうした人たちをしっかりと応援できる大人が、あたりまえに、まわりにいる世界をつくっていく。
これがまちの魅力やポテンシャルを最大限発揮させる方法の一つだと信じています。
若い子たちの可能性を潰すのではなく、伸ばす。これは大人の役目です。
◯ リバースメンタリングの重要性
今回、生徒たちと対話した大人たちの振り返りの感想で「自分自身の学びにもつながった」という意見がすごく多かったです。
生徒たちを通して自分自身の活動や考え方をとらえなおしたり、素朴で純粋な疑問を投げかけられることで気づきと学びにつながることが多かったからです。
大人が若手に対して教えるのではなく、逆に若手が大人に教えることの重要性を強く感じます。いわゆる「リバースメンタリング」です。
組織においてもリバースメンタリングを取り入れるところも増えてきています。私自身、岡崎市役所で働いていたからこそ、市役所にこそ「リバースメンタリング制度」は必要だと考えています。
「今どき」の柔軟な考えや発想を管理職がしっかり把握しないとマネジメントにおいてコミュニケーションエラーが発生するからです。また、まちづくり施策において「ズレた」「想像上で」取り組みをしてしまうのを防ぐことにもつながります。
◯ 子どもの未来をつくるまち 岡崎市へ
杜若高校で実施されている「ミライDialog」のような仕組みを岡崎市の学校でも導入できればすごくステキだと感じました。
ひとりの大人を呼んで、クラス単位や学年単位で話してもらう「講話」の取り組みは実施しているところもあります。
しかし、今回のように1クラスに4人の大人がくる。そして、5〜6人くらいの生徒たちとしっかりと対話すること。これは、まさに私がしたいことのひとつです。記者会見にて語った「将来世代とともにつくるまち……子どもの未来をつくる」ことです。
様々な大人と対話することで「こんな生き方もあるんだ!」「こんな大人もいるんだ!」と知ることは、自分自身の未来を考えるきっかけにつながる。高校生だけではなくて、小学校や中学校でも実施することで、学業と+1の学びを得られます。
多様な大人との対話の場と機会をつくり、子どもたちの夢を描く、未来をつくるきっかけにする。
さぁ、共創だ!
◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)
岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。
岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!
記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。
サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!