見出し画像

【子育て】おむつサブスクで手間、削減! 本当に使いたい時間を過ごせる。時間の余裕は、精神の余裕に。

夜でもヒルタです。
私、晝田浩一郎は、「本当の本当の本当に時間を使いたいこと」に時間が使えることが良いと考えています。子どものおむつに名前を何十枚も時間をかけるのではなく、子どもと触れ合う時間が増えたほうが幸せだと信じています。

宮崎県がおむつサブスクに補助金

おむつサブスクリプション(おむつサブスク)をする時に、どうしてもお金どうするんだ問題が出ます。本業の自治体と企業とをつなぎ、官民連携・共創の促進をしている㈱官民連携事業研究所においてもおむつサブスクの促進のお手伝いをしてきています。

「サブスクリプション」というのは、定額を払ってサービスを使い放題にする方式のこと。たとえば、映画や音楽のストリーミングサービスに見られるようなイメージです。それのおむつ版。

宮崎県の美郷町のうなま保育所では、これを試した結果が以下の記事。

 5歳と2歳の男児を預ける母親(43)は、試行期間にサブスクを「体験」した。「仕事から帰って、夜な夜なおむつに名前を書く必要がなくなった。子供とふれあう時間が増え、ゆとりができたと思います」

朝日新聞デジタル「保育所で広がる、おむつのサブスク 宮崎県は補助金で親の負担を軽減」

保護者だけではなく、施設側も嬉しい!

保護者には多くの利点があります。

まず第一に、おむつの準備や名前を書くといった時間が節約され、その分を子育てや自分自身のリラクゼーションに使うことができます。また、料金が一定であるため、家計の管理が容易になります。さらに、おむつの在庫を気にせず、子育てに集中できる環境が提供されます。

保育所の側にも、実は、多くのメリットがあります。
おむつの在庫管理や購入の手間が省け、その時間と労力をより重要な業務に使うことができます。さらに、おむつのコストが一定であるため、予算管理がしやすくなります。これにより、保育士の皆様の業務負担が軽減され、新たな保育士の採用や職場環境の改善につながります。

三宅町で実施された時のアンケート結果を公開しているのが以下なのですが、とても興味深い。最初は負担になるかもと、施設側が不安におもっていたが実際試してみると負担が減り助かったという声も掲載。みんな幸せ。

初め『手ぶら登園』のお話を伺った時、保育士の負担が増えるだろうかと少し心配になっていましたが、業務にかかる時間が短縮でき、おむつの取り間違いという混乱もなくなったので、とても助かっています。

「ウンチ付きの紙おむつを保育所から持って帰りたい保護者は●●人? 紙おむつの持ち込み、持ち帰りを無くした日本初の自治体 奈良県三宅町の公立園でアンケートを実施しました。」

子育て支援はお金を配るだけではない

このようなおむつサブスクリプションは、保護者の皆様、保育所、そして何より子供たちのために大きな利点をもたらしています。さらに、今後全国で広がる可能性を秘めた素晴らしい取り組みです。

ちょっとした手間を減らす。使える時間を増やす、+1時間の自由を手に入れることができる。その時間を使って、家族との時間を増やしたり、学ぶ時間に活用したり、まちづくりに活用したり、1時間睡眠時間を追加したりできるはず。

こうした「ちょっとした手間」の削減で時間ができることで、精神的にも余裕ができることで、子育てしやすい環境づくりになっていくと信じています。

岡崎市(愛知県)でも、2023年6月1日~7月31日の間を試行導入として、公立保育園で「紙おむつのサブスク」実証実験しています。こういうちょっとしたことを中核市であるまちでもやれる、というのは大きな動きをつくりだせていけると信じています。

この動向に注目していきたいと思います。子育てを楽しく、快適にするための新たな手段はたくさんある。一人だけで悩まずに、保育園だけ、行政だけで解決しようとするのではなく、民間の力も活用しながら、みんなで協力しながら取り組みを進めていくことが重要。

さぁ、共創だ!


サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!